東洋と西洋を繋ぐ都市として長い歴史を持つイスタンブール。
世界遺産に登録されている旧市街の歴史的建造物群など見どころが沢山ある観光都市でもあります。
今回は新市街にある観光名所「ドルマバフチェ宮殿」への行き方です。

ドルマバフチェ宮殿とは
ドルマバフチェ宮殿はトルコ語で「Dolmabahçe Sarayı」と言います。
オスマン帝国の皇帝アブドゥルメジッド(1839-1861)において1843年から1856年という長い年月をかけて建造されました。

ドルマバフチェ宮殿はオスマン帝国時代の伝統的な宮殿洋式に加えてバロック、ロココ、ネオクラシックなどの西洋様式も取り入れており、一見すると西洋の塩蔵物の様にも見えます。
宮殿の内部には世界各国から集められた献上品や宝物で豪華に装飾されており、部屋数285、広間が43もある巨大な建物です。
宮殿は男性のみが入れるセラムルクと男性が入れないハレムと二つのパートに分かれています。

2021年の入場料は以下の表です。全体を見るには120リラ1680円になります。(1リラ14円換算)

今回はドルマバフチェ宮殿への行き方の解説です。
2通りの行き方がある
ドルマバフチェ宮殿に公共交通機関を利用していくには2通りの行き方があります。
・トラム1号線で向かう
・地下鉄2号線とケーブルカーの組み合わせで向かう。

どちらも目的地は「Kabataş」カバタシュで一緒です、そこまで利用する乗り物が違うでだけです。
トラム1号線沿いに近い人はトラムが便利です。
例えば旧市街に滞在してトラムの駅が近い場合は、トラム1号線一本でカバタシュに行けます。
それ以外の場合は地下鉄2号線とケーブルカー1号線を利用でカバタシュへ行けます。


今回はトラムを利用して行く方法です。
トラム1号線を利用する
新市街から旧市街を抜けるトラム1号線を利用する方法です。
トラム1号線は新市街のカバタシュから旧市街を抜けてBağcılarまで区間を走行しています。

新市街の終点であり始発駅が「Kabataş」です。
トラム1号線に乗る場合、入り口に「Kabataş」と書いてある方面に乗り込めば終点が「Kabataş」です。


トラム1号線の「Kabataş」方面に乗り込んで終点で下車です、終点ですので乗り過ごす心配はありません。
カバタシュの駅で下車し改札を出ます。
改札を出てから徒歩5分
カバタシュ駅の出口には「ドルマバフチェ宮殿」の案内が出ています。

地図を見ると分かりますが、カバタシュ駅から徒歩5分ほどのところです。

グーグルマップは以下です。
出口を出て正面に向かう方向に進みます。
しかし車道があるので車道を右側に渡って下の写真の様に真っすぐ進みます。

前方にモスクが見えるのでそのモスクを目指す方向で進みます。

モスクを通り過ぎたところで右手前方に時計塔が見えます。ここがドルマバフチェ宮殿への入り口です。

時計塔の右側が入場場所になっており、初めにセキュリティチェックがあります。

ここでチケットを購入して宮殿の入り口に進みます。入場制限があると聞いていましたが、予約もせずに入場できました。2021年1月。
宮殿の入り口の改札を入る前に、音声ガイドを無料で借りることができます。音声ガイドを借りる際にはパスポートなどの身分証を預ける必要があります。日本語もあります。

音声ガイドを借りて、そして改札を通過して宮殿中庭に進みます。

宮殿内は撮影禁止になっています。音声ガイドを聞きながらゆっくり回ると1時間~2時間は必要です。
ドルマバフチェ宮殿はイスタンブールの中でも見どころの一つです。是非訪れてみてください。
今回は以上です。
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