アジアとヨーロッパにまたがる大都市イスタンブール。
イスタンブールには数多くの公共交通機関があります。
今回は旅行者が利用する機会の多いトラム1号線T1についてです。
イスタンブールの乗り物
人口1500人以上を抱える大都市イスタンブールには数多くの公共の乗り物があります。
簡単に
・地下鉄
・バス
これらは東京でも見かける乗り物です。更に海峡や湾を有するイスタンブールでは
・水上バス
・海峡横断鉄道
・メトロバス
などがあります。
そして日本ではあまり見かけない路面電車
・トラム
もあります。
更には短距離の傾斜地運搬に
・ケーブルカー
更には丘陵のあるイスタンブールならではの
・ロープウェイ
まであります。
詳しくは以前の記事に書いていますので参考にしてください。
更には公共交通機関でない
・タクシー
・乗り合いバス
などがあります。
大活躍のイスタンブールカード
上記であげた公共交通機関はすべてイスタンブールカードを利用して乗車できます。
イスタンブールカードは地下鉄やトラム、水上バス、ケーブルカーなどの駅で見かける黄色い販売機で簡単に購入できます。
チャージも非常に簡単です。
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イスタンブールを周遊するのであればイスタンブールカードは必須です。
→イスタンブールを観光するならイスタンブールカードを購入するしかない
トラム1号線
今回は旅行者利用する機会が多いトラム1号線T1についてです。
イスタンブールには2021年5本のトラム路線があります。
トラムはトルコ語でトラムヴァイ、路面電車を表します。路線図の略語は「T」で表記されます。トラム1号線は「T1」、2号線、3号線は「T2」「T3」ということです。
特にトラムバァイの1号線T1は旅行者が訪れるブルーモスクやアヤソフィア、トプカプ宮殿などの旧市街を走り抜け、ガラタ橋を通過し新市街まで伸びているので利用する機会が多くなります。
トラムヴァイ1号線は
・新市街、旧市街への行き来
・旧市街内の移動
・エミニョニュの港
・国鉄スィルケジ駅、海峡横断のマルマライ鉄道
などを利用するのに便利です。
新市街-旧市街の行き来
トラム1号線は旧市街と新市街を行き来するのに便利です。
上の路線図の様に「Karaköy」から「Kabataş 」は新市街側になっています。トラム1号線はガラタ橋を通過して新旧市街間を行き来ています。
地下鉄2号線でも新旧市街を行き来できます。
旧市街内の移動
旧市街内の移動にもトラム1号線は活躍します。観光名所であるブルーモスクやアヤソフィアアクセスするための駅があるですが、これもトラム1号線の「Sultanahmet」駅です。
アクサライなどから乗車し金角湾沿いのエミニョニュなどもトラム1号線で行けます。
エミニョニュの港
エミニョニュの港からはアジア側に向かって多くの水上バス路線が出航しています。
トラム1号線の停車駅は港の目の前です。
またエジプシャンバザールも近くです。
国鉄スィルケジ駅、マルマライ鉄道駅に接続
トラム1号線は国鉄のシィルケジ駅、ボスポラス海峡を横断するマルマライ鉄道駅近くにも停車します。
特にマルマライ鉄道はボスポラス海峡を横断する最速の方法なので利用すると便利です。
路線図では接続しているように見えますが、トラムの停留所から一旦改札を出て徒歩1分の距離です。
→イスタンブール ヨーロッパ側・アジア側を行き来する3つの方法
マルマライ鉄道は改札を通る時に最長区間料金が課金され、下車後の過剰料金を回収するという方法ですので気を付けてください。
→ボスポラス海峡を横断するMarmarayマルマライ鉄道乗り方、料金
トラム1号線を上手に利用するとイスタンブール市内の移動がとてもスムーズになります。
イスタンブールを訪れた際には是非利用してみてください。
今回は以上です。
<関連リンク>
イスタンブール一人旅行必ず気を付けること3つ
イスタンブールカード利用で注意すべき3つのこと
カドゥキョイ・ノスタルジック・トラムT3の乗り方
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