トルコ料理といえば、世界三大料理の一つとしても有名です。
地理的条件や西洋と東洋の文化の中間地点ということもあり独自の料理文化が発展してきました。
トルコの路上では屋台で売っているストリートフードもよく見かけます。
今回は路上でよく見かけるケスターネ・ケバブです。
バリエーション豊富な料理
トルコを訪れると驚くのがその料理の種類の多さです。
ロカンタと呼ばれるトルコ式のレストランに入ると、数多くの料理がズラリと並んでいます。
チョルバと呼ばれるスープから、トルコのパンであるエキメッキ、ごはんもののピラウ、前菜のドルマ、肉料理のケバブ、なべ焼き料理のギュベチ、スィーツなどもまだまだ多くの料理があります。
またこれらの料理に加えてトルコはファストフードやストリートフードも充実しています。
有名なケバブから、サバサンド、ジャガイモのクンピル、ココレッチなど手軽に食べられるものも沢山あります。
そして軽食以外にも路上で売られる搾りたてのフレッシュジュースやムール貝のミディエドルマ、焼きトウモロコシのムスルなど揚げればきりがありません。
今回のケスターネ・ケバブもストリートでよく見かけます。
ケスターネ・ケバブ
ケスターネKestaneはトルコ語で栗、ケバブはペルシャ語やトルコ語から由来しトルコでは「kebap」と表記します。
ウィキぺディアによれば、肉・魚・野菜などをローストして調理する料理の総称とのことです。
つまりケスターネ・ケバブは栗をロースト(焼いた)ものになります。
トルコでは冬の時期の風物詩となっており、季節が寒くなってくるとケスターネ・ケバブのお店を路上で見かけるようになります。
日本の甘栗などとは違い、味は甘くなく栗のそのままの素朴な味です。殻は割ってあるので殻を割る必要はありません。
基本量り売り
ケスターネ・ケバブは基本は量り売りです。
屋台にある天秤で栗とおもりの重さを量り料金が決まります。
一例として2021年1月のイスタンブールでのケスターネ・ケバブの料金は以下のようでした。通りや観光地ではまた少々価格が揚がる場合があります。
1リラ14円で換算すると、一番上の150gのものが15リラで210円となります。150gを購入しましたが、栗が10個以上となりました。
2022年3月のイスタンブールでの料金表は以下でした。トルコ1リラ8円となり、値上がりしてます。2021年の最小より少ない100gが20リラ160円となっています。
栗一つ一つが大きいのでかなりのボリュームでした。
トルコを訪れた際には冬の風物詩としてケスターネ・ケバブを食べてみてはどうでしょうか。
今回は以上です。
<関連リンク>
イスタンブールで見かけるストリートフード6種類
トルコを訪れた飲むべき基本4種類のスープ・チョルバ
2021年イスタンブールの治安状況 旅行者用
ツイッターで更新、最新情報をつぶやいています。
@bikeandmagicさんをフォロー