2021年3月22日からブルガリアは再びロックダウン

2020年2月から世界で猛威を振るっている新型コロナウィルスCovid-19。

年末に各国でのワクチンの承認が進み、摂取が開始し、2021年には収束に向かうのではないかと思われましたが、3月になった今も状況はあまり変わりません。

今回は滞在しているブルガリアが再びロックダウンという話です。

ブルガリアの首都ソフィアの中心にある聖ネデリャ教会
【写真】ブルガリアの首都ソフィアの中心にある聖ネデリャ教会
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ブルガリアは

ブルガリアは東欧にあり、トルコの西、ギリシャの北に位置する国です。

ブルガリアの人口は700万人と日本の10分の1以下の人口です。首都はソフィア。

2007年のEU加盟後は経済的成長は続いていますが、人口減少に歯止めがかからない状態となっています。

ブルガリアでの新型コロナ

ブルガリアでの新型コロナの感染状況は在ブルガリア大使館のツィートで見ることができます。

このツィートを見ても分かりますが、ブルガリアは2021年1月には新型コロナの感染者数が大幅に減少し、一見するとこのまま収束に向かうようにも見えましたが、3月に入ってから再び感染者が急増し、11月の第一波のピークに迫る勢いとなっています。

この3月に入ってからの急増を受けて、ブルガリア保健省は3月22日から3月31日までのレストランなどの室内飲食を禁止する規制を発令しました。

実はブルガリアは3月1日から飲食店での飲食が可能になったばかりでしたが、20日後に再びの規制強化となりました。

3月1日からブルガリアはレストラン内の飲食が可能に

死亡率が高い

ブルガリアの人口は1千万人に満たないのですが、新型コロナ感染者による100万人あたりの死者数の数値が高くなっています。

100万人当たりの死者数が高い
【画面】100万人当たりの死者数が高い

在ブルガリア日本大使館によると、人口あたりこの7日間の平均死亡率は世界ワースト4位となっているそうです。

こういった状況を受けて保健省は再び厳しい規制の導入を発表したようです。

首都ソフィアの目ぬき通りであるヴィトシャ通り
【写真】首都ソフィアの目ぬき通りであるヴィトシャ通り

飲食店がテイクアウトのみになるとまたソフィアの街の活気が失われそうです。

今回は以上です。

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