新型コロナワクチン接種証明書・ブルガリア

 2021年に入っても世界的な感染に収束が見えない新型コロナウィルス。

 国によってはワクチンの接種が進み、日常を取り戻しつつある国もあります。

 今回はブルガリアでの接種証明書についてです。

新型コロナ感染拡大の中、ブルガリアの入国はどうか
【写真】新型コロナ感染拡大の中、ブルガリアでワクチン接種証明を発行できるか
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ブルガリアでワクチン接種

 2021年5月17日まで、ブルガリアでは外国人短期滞在者にもワクチンを接種する機会がありました。

 残念ながらこの制度は5月18日に変更されてしまいました。

 この情報は在ブルガリア日本大使館発行のメールから確認できます。

「外国人短期渡航者の利用は現時点では不可」との回答を得ました(5月18日時点)

 著者はこの変更が発表される1日前の5月17日に2回目の接種が終了しました。

2021年5月ブルガリア・アストラゼネカ2回目の接種

 接種が終了した場合はその接種カードが「ワクチン接種証明」として機能するのかと思いましたがそうではないようです。

ワクチンの接種カードが証明書になると思ったが
【写真】ワクチンの接種カードが証明書になると思ったが

 これはあくまでもワクチンを接種するためのカードであり証明書ではないようです。

ワクチン接種証明書の発行

 ワクチン接種会場には2回目のワクチンを接種した人は「証明書」を発行できるという掲示がありました。

 これに従いワクチン接種証明書の発行を依頼します。

 掲示の指示にしたがい、証明書を発行してくれる事務所(ワクチンを接種した場所から至近)を訪れます。

 必要なもの

・パスポート

・ワクチン接種カード

 の2点でした。

 通常は2回目の接種を受けてから発行まで時間がかかるとのことでしたが、旅行者の場合、簡易なものを発行してもらえました。

 この対応は各接種所により違うかもしれません。

 正式なものは1月後という話と、この簡易なものでも旅行はできるでしょうと言われました。この旅行、つまり国境を超えることに関してはこの簡易証明書を利用してい試みたわけではないのでどこまで効力があるかは不明です。

 
 

簡易のワクチン接種証明書
【写真】簡易のワクチン接種証明書

簡易ワクチン接種証明書に記載されているもの

 正規のワクチン接種証明書でなく簡易ワクチン証明書に記載されている事項は

・氏名

・生年月日、国籍

・パスポート情報

・ワクチンの種類

・1回目の接種日

・2回目の接種日

・接種場所

・サイン

です。

既述しましたが、これが国境を超える際に有効であるかは確認していません。また国によりワクチン証明書のフォームが異なることも考えられます。

 またこの簡易ワクチン接種証明で国境を超えられた場合は追記いたします。

 今回は以上です。

<関連リンク>
2021年5月ブルガリア・アストラゼネカ2回目の接種
海外でコロナワクチン・アストラゼネカを接種した感想、時間経過の様子
2021年5月ブルガリア入国の実際、北マケドニアから

 

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