ショプシュカサラダというとブルガリアの有名サラダです。
この北マケドニアにもショプシュカサラダがあるので今回はそのショプシュカサラダについてです。
ショプシュカサラダの起源
ショプシュカサラダはブルガリアをはじめ、北マケドニア、セルビア、そしてバルカン半島の国々でよく見かけるサラダです。
その起源はどこにあるのでしょうか。
英語のWikiペディアによるとバルカン半島のショピルク地域からこのサラダが広まったとされています。
更にこのショピルク地域(area of Shopluk)がどこかというと、ブルガリアの首都の西部に当たる地域であり、現在はブルガリア、北マケドニア、そしてセルビアに含まれている領域です。
上の地図を見ると、ショピルク地域が3つの国にまたがっていることが分かります。
ショプスカサラダはブルガリアの発祥とされていますが、ショピルク地域が3国にまたがっているのでそれぞれの国が発祥を主張していました。
しかしショプスカサラダの起源をたどると1940年にブルガリアの料理本に登場したのが最初とされています。
更にショプスカサラダの材料にはきゅうり、トマト、そしてシレネチーズをすりおろしたものをかけます。
シレネチーズはバルカン半島で牛乳はもちろん、ヤギや羊乳などから作られる塩漬けチーズです。
これらの材料の色がブルガリアの国旗を表しているのもブルガリアで人気が高いサラダになっている理由の一つです。
このショプスカサラダは北マケドニアでも有名です。
北マケドニアのショプシュカサラダ
ショプシュカの名前の由来のショプルカ地域は北マケドニアも含まれているため、ショプシュカサラダは北マケドニアでもよく食べられているサラダです。
レストランに入ると大抵の場合ショプシュカサラダがあります。
マケドニア語のメニューでは下の様なキリル文字で表記されています。
価格は90ディナル~およそ180円くらいからになります。
北マケドニアを訪れたら是非現地のショプシュカサラダを試してみてください。
今回は以上です。
<関連リンク>
北マケドニアを訪れたら食べたい食品アイバルAјвар
北マケドニアのナショナルフードと言われるタフチェ・グラフチェTavče gravče
北マケドニア料理・その1セルスコ・メソ