2007年にEUに加盟したブルガリア。
EU加盟後はIT関連の事業が伸びておりインフラも整いつつあります。
今回はブルガリアを訪れて感じが治安などです。
ブルガリア概要
ブルガリアと聞くと日本人の場合商品のブルガリアヨーグルトが真っ先に思い浮かび、ヨーグルトの国というイメージが先行しますが、ブルガリアはアジアに最も地理的に近いヨーロッパの国の一つになります。
近年はヨーロッパからLCCが頻繁に首都ソフィアの空港に離発着し、またハブ空港となっているトルコのイスタンブールも近いのでアクセスが以前により大分簡単になっています。
特に首都のソフィアには既述しましたが、国際便が離発着する空港があり、また空港から市内まで地下鉄一本で行き来ができるのも非常に便利です。
→【写真付き解説】簡単!ソフィア空港から市内への地下鉄での行き方
今回は特に首都ソフィアでの感じが治安などです。
ブルガリア近年の治安
以前は強盗がいるなどと噂を聞いていたブルガリアですが、10年前の比べて治安はかなり改善しているといえます。
実際、在ブルガリア日本大使館のツィートでもこの10年で犯罪率が半減したことがわかります。
ブルガリア内務省が公表した2020年犯罪統計を当館において取りまとめました
✅2020年の犯罪総数は前年比-22.1%。2011年と比べて約半減
✅しかし、日本と比較すると、依然、約2倍の発生率。特に凶悪犯罪の発生率が高い(殺人:約4.7倍、強盗:12.9倍)詳細は別添または当館HP→ https://t.co/Feo95bZhHv pic.twitter.com/JD3P5fdVJS
— 在ブルガリア日本国大使館/Embassy of Japan in Bulgaria (@EmbassyBulgaria) May 17, 2021
日本に比べると凶悪な犯罪が多いように見えますが、旅行者が犯罪に巻き込まれる例は稀といえます。
首都ソフィアの治安は
ブルガリアの首都であるソフィアもブルガリアの治安の改善を受け、以前に比べ犯罪率が下がっているものの、依然ブルガリアの他の県と比べると殺人が2倍、強盗が12倍という頻度で発生しています。
日中、明るい時間であれば人通りの多いエリアではほぼ心配することはありませんが、気をつけなければいけないのが
・日中でも人通りのない通り
・日が暮れてからの繁華街以外の場所
などです。日が暮れてからの繁華街以外では、首都と言えど街灯のないエリアも多くあります。そういったところには近づかないようにした方がよいでしょう。
どうしてもそういったところを通過するのであればタクシーを利用しましょう。
その際タクシーでのボッタくり問題が多いので、できればタクシー用のTAXMEアプリなどを使うとボッタたくりやトラブルを避けられます。
→ブルガリア・ソフィア、タクシー利用に便利なTAXIMEアプリ
基本的な防犯意識は必要
ブルガリアの治安は改善傾向ですが、日本から来る場合は海外での基本的な防犯意識が必要です。
日本は世界でも有数の治安のよい国であるので、日本から海外渡航した場合はこの防犯意識が大事になります。
基本的なことはことは多くありません、
・財布や貴重品は取り出しにくい服の奥に入れる、逆にズボンの後ろポケットなどにはいれない。
・バッグはたすき掛けや体の全面に持つ。
・荷物から離れない、レストランや電車でのトイレの場合も貴重品は必ず持っていく。
・飲みすぎない、泥酔しない
などの基本的な防犯へ対応をして行けば、より被害に遭遇するのを防げます。
以前のソフィアの記事も参考にしてください。
今回は以上です。
<関連リンク>
2021年イスタンブールの治安状況 旅行者用
イタリア・ローマ旅行するにあたって治安情報
ナポリ中央駅前の治安について