アジアとヨーロッパにまたがる都市イスタンブール。
イスタンブールはトルコ最大の都市でもあります。
今回はイスタンブールの空港の一つであるサビハ・ギョクチェン国際空港からイスタンブール市内に行く3つの方法のまとめです。
サビハ・ギョクチェン国際空港
人口1500万人以上の巨大都市であるイスタンブール。
イスタンブールには2つの主要な空港があります。一つが旧アタチュルク空港から全面移動し、2019年より利用が開始されたイスタンブール新空港です。
このイスタンブール新空港は世界でも有数の規模の飛行場で今後ヨーロッパとアジアのハブ空港として活躍が見込まれています。
そしてもう一つの空港がサビハ・ギョクチェン国際空港です。
イスタンブール空港はイスタンブールのヨーロッパ側にありますが、このサビハ・ギョクチェン空港は市内からおよろ40㎞ほど離れたアジア側にあります。
今回はこのサビハ・ギョクチェン国際空港からイスタンブールに向かう3つの方法まとめです。
お勧めはシャトルバス
将来的にはサビハ・ギョクチェン国際空港まで地下鉄が開通する予定ですが、2021年6月の時点では地下鉄は工事中となっています。
従って最もお勧めな方法は、空港と市内を結ぶシャトルバスの利用です。
サビハ・ギョクチェン国際空港からは「HAVABUS」というバスがイスタンブール市内を結んでいます。
HAVABUSは料金24リラ312円でイスタンブール市内へ所用90分です。以前の記事で乗り場などの解説をしているので参考にしてください。
→【写真付き解説】トルコ・サビハギョクチェン国際空港からイスタンブール市内への行き方、時刻表など
その2地下鉄を利用する
先に書いた通り2021年6月の時点では地下鉄は空港まで乗り入れていませんが、この工事中の区間を公共バスに乗り、地下鉄でイスタンブール市内に向かうこともできます。
料金は公共バスが7リラ90円+地下鉄3.5リラ45円=10.5リラ135円となります。
所要時間はバスが20~30分、交通状況によります。
地下鉄は目的地により所要時間が異なりますが、イスタンブール市内までは30分~50分です。
公共のバスも空港から出ています、イスタンブールカードを購入して「E-9」番に乗車します。
→イスタンブールを観光するならイスタンブールカードを購入するしかない
「E-9」番のバスから地下鉄4号線4Mの「Pendik İstasyonu」駅で下車、地下鉄4号線でアジア側の終点であるカドキョイまで行けます。
またマルマライ鉄道や水上バスでヨーロッパ側にも行けます。
詳しくは→サビハ・ギョクチェン国際空港から市内へ地下鉄で行く方法
その3マルマライ鉄道を利用する
3番目の方法がマルマライ鉄道を利用してイスタンブール市内に向かう方法です。
この方法はバス停からマルマライ鉄道の駅まで10分ほど歩かねばならないので荷物が多いと大変かもしれません。
料金は公共バスが7リラ90円+マルマライ鉄道が3.5リラ~45円~=10.5リラ135円~となります。
所要時間はバスが20~30分、交通状況によります。
マルマライ鉄道が、ヨーロッパ側の「Marmaray Yenikapı İstasyonu」駅までおよそ50分ほどです。
地下鉄の場合同様に、マルマライ鉄道は空港に乗り入れてませんので、マルマライ鉄道の駅まで公共バスに乗る必要があります。
バスは「E-9」番で地下鉄と同じバスですが下車する停留所が違います。マルマライ鉄道利用の場合は「Mostar Köprüsü
」停留所で下車し、マルマライ鉄道の駅までおよそ10分ほど歩きます。
マルマライ鉄道に乗車してしまえば、海底トンネルでヨーロッパ側に行くことができます。
マルマライ鉄道を利用したイスタンブール市内への行き方は以前の記事を参考にしてください。
→サビハ・ギョクチェン空港からマルマライ鉄道を利用して市内へ行く方法
お勧めはHAVABUSですが、地下鉄やマルマライ鉄道を利用しても市内に行けます。
今回は以上です。
<関連リンク>
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サビハ・ギョクチェン空港へマルマライ鉄道で行く方法
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