トルコ最大の都市であるイスタンブール、人口1500万人を超える世界でも有数の巨大都市です。
イスタンブールは古くから東洋と西洋を繋ぐ都市とされてきました。
現在はイスタンブール空港がアジアからヨーロッパへのハブ空港になりつつあります。
今回はイスタンブールにあるもう一つの空港であるサビハ・ギョクチェン空港にイスタンブール市内からアクセスする方法3つです。
イスタンブールの2つの空港
イスタンブールには2つの主要な空港があります。
一つが巨大なイスタンブール空港で、もう一つがサビハ・ギョクチェン空港です。
イスタンブール空港は2019年4月にオープンしたばかりの新しい空港で、世界でも有数の大きさです。
イスタンブール市内のヨーロッパ側の北西40㎞ほど離れており、黒海に面したところにあります。
今後はイスタンブール市内から地下鉄の乗り入れが計画されていますが、2021年6月の時点ではまだ工事中となっています。
→新イスタンブール空港と市内を結ぶ地下鉄11号線M11は工事中、2021年開通予定
サビハ・ギョクチェン国際空港はアジア側にあり、市内からは東方向のおよそ40㎞ほど離れています。
今回はこのサビハ・ギョクチェン国際空港に向かう3つの方法です。
以前このサイトで解説した方法のまとめです。
お勧めはシャトルバスHAVABUS
まず1つ目の方法ですが、イスタンブール市内と空港を結ぶシャトルバスHAVABUSの利用です。
このバスを利用するとイスタンブール市内から空港まで乗り換えなしに行けます。
料金は24リラ、所要時間90分です。
最もお勧めなのですが、難点はこのHAVABUSの乗り場に行かないといけないことです。
HAVABUSの乗り場は
・Taksim
・Kadıköy
・Yenisahra
にあります。最新時刻表などは公式サイトに掲載されています。
このサイトでも関連記事がありますので参考にしてください。
→2021年6月イスタンブール・中心タクシムからイスタンブール空港へHavaist、最新時刻表など
→【写真付き解説】イスタンブール市内タクシムからイスタンブール新空港へバスでの行き方
地下鉄と路線バスで向かう
地下鉄駅沿線からサビハ・ギョクチェン空港に行くには地下鉄と公共のバスを利用して行くこともできます。将来的には地下鉄が直接空港に接続する予定ですが、2021年6月の時点ではまだ工事中です。
従って、工事中の部分は公共バスを利用することになります。
この場合の難点は
・地下鉄からバスに乗り換えが必要
・ヨーロッパ側から地下鉄4号線に乗車するにはボスポラス海峡を渡らなければならない
といった点です。
これらが問題なければ地下鉄4号線M4の最終駅「Tavşantepe」から、公共バス「E-9」番にのりサビハ・ギョクチェン空港にアクセスできます。
料金は地下鉄の3.5リラ45円+公共バス7リラ90円=10.5リラ135円となります。
所要時間は地下鉄の乗車駅によりますが、バスが20分~30分、地下鉄が30~50分でアジア側。
ヨーロッパ側に行くにはマルマライ鉄道か水上バスを利用する必要があります。
マルマライ鉄道を利用
3つ目の方法はマルマライ鉄道を利用する方法です。
マルマライ鉄道はヨーロッパ側とアジア側を海峡の海底を通過する鉄道です。
ヨーロッパ側にいてもアジア側に簡単にアクセスできます。
またマルマライ鉄道は海岸線に沿って運行しており、サビハ・ギョクチェン空港の近く駅まで行き、そこからバスを利用して空港に行けます。
やはり難点があります。
・マルマライ鉄道の「Pendik」駅からバス停までおよそ10分ほど歩く
というのがあります。
マルマライ鉄道はヨーロッパ側からでも海峡を横断できる鉄道ですが、空港のバスに乗るためには接続のバス停まで歩く必要があります。
しかし徒歩が苦にならなければこの方法でもサビハ・ギョクチェン空港に行けます。
マルマライ鉄道3.5リラ~45円+公共バス7リラ90円=10.5リラ~135円~
マルマライ鉄道の乗車時間はどこから乗車したかによりますが、ヨーロッパ側からであれば50分~。
またバスが20~30分ほどかかります。
以上がサビハ・ギョクチェン空港に行く3つの方法でした。
今回は以上です。
<関連リンク>
サビハ・ギョクチェン空港から新イスタンブール空港へシャトルバスと時刻表
【最新時刻表】サビハギョクチェン空港から市内へシャトルバス最新時刻表
【最新時刻表】イスタンブール空港シャトルバスhavaistの最新時刻表を2ステップで見る方法