6月1日よりトルコの入国にはPCR検査の陰性証明が必要に

 2021年になっても収束の見えない新型コロナウィルスパンデミック。

 現在のところワクチンの接種が唯一の感染拡大防止に有効な手段の様に見えますが、より強力な感染力を持った変異株が見つかるなど一筋縄ではいかない様相です。

 今回はこのコロナ禍の中2021年6月1日よりトルコの入国条件が変更されたことについてです。

アジア最西端の国トルコ
【写真】アジア最西端の国トルコ
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トルコの新型コロナ感染者推移

 トルコはアジアの最西端に位置する、8200万ですが、面積は日本のおよそ2倍あります。

 トルコはアナトリア半島にある国で、アジアとヨーロッパにまたがると言われるイスタンブールを有しています。

 イスタンブールはボスポラス海峡を挟んでアジア側、ヨーロッパ側に分かれています。

イスタンブールはボスポラス海峡を挟みアジアとヨーロッパ側がある
【写真】イスタンブールはボスポラス海峡を挟みアジアとヨーロッパ側がある

 2021年6月の時点のトルコの新型コロナ感染者の推移はグーグルから調べることができます。

トルコの新型コロナウィルス感染者数推移
【写真】トルコの新型コロナウィルス感染者数推移

 上のグラフを見るとトルコでは第2波が収まりつつあることが分かります。

PCR検査不必要から一転

 在日トルコ大使館の公式ツイッターでは5月14日に以下のツィートがありました。

 これによると日本から入国する場合は「72時間以内の検査証明は免除」ということになっていました。

 簡単に、日本からトルコを訪れる場合はPCR検査を結果を提示する必要がないということです、日本人はトルコに観光の場合は90日間滞在できるのでパスポートのみを持っていけばよいということです。

 ところがこの措置が一転するのが6月1日です。

 やはり在日トルコ大使館のツィートで、以下の発言がありました。

 この発表では日本からトルコに入国する場合は

・72時間以内のPCR検査証明書

・出国48時間以内の迅速抗原検査証明書

 のいづれかの提示が必要になりました。

 また同時に以上の提示が免除される条件が加えられました

・渡航14日前までにワクチン接種を終えた方

・入国前6カ月以内、新型コロナに感染し、完治した方

 以上が6月2日の時点でのトルコ入国の条件です。

 日本からのPCR検査が不必要だったのは、たった2週間だけのこととなりました。

 トルコに入国される方は気を付けてください。

 今回は以上です。

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