地理的にアジアとヨーロッパの交差する地にあるブルガリア。
古くからヨーロッパ側の支配を受け、またオスマントルコの支配も長期にわたり受けてきました。
今回はブルガリアの代表料理の一つであるカヴァルマです。
文化の交差点
アジアとヨーロッパの交差点としてはトルコのイスタンブールが有名ですが、ブルガリもアジアからの最初のヨーロッパという場所にあり地理的にアジアとヨーロッパの交差する場所にあります。
また先にも書きましたが、ブルガリアは東ローマ帝国やオスマントルコの支配を受け、近隣諸国から影響を受け複雑な歴史を刻んでいます。
それらの要因が重なりブルガリアの料理に影響を与えています。
ブルガリアにはバルカン半島の料理、そしてトルコから影響の多い料理などが混在しているといえます。
このサイトでもいくつか代表的なブルガリア料理を紹介しています。
・ショプシュカサラダ
観光用に作られた大ヒットサラダで今ではブルガリアを代表するサラダと言われています。
きゅうり、トマトそしてシレネチーズを削ったものを振りかけたサラダです。
・タラトールスープ
ヨーグルトをベースにした冷たいスープのタラトール。
ヨーグルトと言っても薄めてあり、酸味が少しある飲みやすいスープです。
今回は鍋料理のカヴァルマです。
カヴァルマКаварма
カヴァルマはやはりブルガリアの有名料理です。
土鍋にお肉や野菜をいれて、更にトマトを加えて煮込み、上部に卵が乗っています。
伝統的には土鍋を使った料理なのですが、土鍋を使わなくて同じ材料で料理する場合もあります。
土鍋内に熱々のお肉と野菜が詰まっています。
カヴァルマはブルガリア語で「Каварма」と表記します、英語で「Kavarma」です。ブルガリア料理のお店で食べられますので是非ブルガリアを訪れた際には試してみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
<関連リンク>
ブルガリア料理・タラトール
ブルガリア発祥のサラダ・ショプシュカサラダ
北マケドニアのナショナルフードと言われるタフチェ・グラフチェTavče gravče
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