黒海に面し、5ヶ国に囲まれる国ブルガリア。
トルコをアジア最西端の国とするならばアジアに接する最初のヨーロッパの国になります。
今回はブルガリアでよく食されているシレネチーズについてです。
ブルガリアの場所
既述しましたがブルガリアは5つの国に囲まれています。
北にルーマニア、東がトルコ、南がギリシャ、西が北マケドニアとセルビアに囲まれています、また長い歴史の中で東ローマ帝国に支配さ入れていた時代、またオスマン帝国に支配されていた時代もあります。
こういった複雑な歴史や周辺国からの影響も受けているのがブルガリア料理です。
ブルガリアというとヨーグルトというイメージがありますが、乳製品や土鍋を使った料理などのバリエーションも多くあります。
今回はブルガリアでは有名なチーズ、シレネチーズです。
シレネチーズ
シレネチーズはブルガリアのあるバルカン半島全体でみられる白いチーズです。
特にヤギや羊、そして牛の乳を利用して作られるチーズであり、シレネチーズの脂肪分が44~48%といわれています。
シレネチーズはブルガリア語キリル文字では「сирене」と表記されます。上の写真でも「сирене」と表記されているのが分かります。
シレネチーズは食材としてよく使われますが、旅行者が最も食べる機会が多いのはブルガリア名物のショプシュカサラダを食べる時ではないでしょうか。
このブルガリアの有名サラダ、ショプシュカサラダにはこのシレネチーズを削ったものが振りかけられています。
シレネチーズはショプシュカサラダ以外にも多くのブルガリア料理に使われています。
伝統的なバルカンのパン、ビュレックの具に入れたり、ピーマンの詰め物にしたり、オムレツと混ぜたりとそのバリエーションは豊富です。
シレネチーズを食べる
ブルガリアを訪れたのでシレネチーズを購入してみました。
ソフィアにあるドイツ発祥のスーパーLIDLでもシレネチーズを販売していました。
シレネチーズ300gが3.49レバ210円。
シレネチーズ単品で食べると少し塩気が強いように思います。
やはりサラダや料理の材料として使うのが最適のようです。
ブルガリアを訪れた際には是非本場のシレネチーズを食してみてください。
今回は以上です。
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