2020年は新型コロナウィルスの世界的感染拡大により多くの国が入国規制や行動制限を行ってきました。
2021年の7月を過ぎたところからイタリアも日本人旅行者に対する緩和を行い、少しだけ以前のように旅行できるようになっています。
今回は2021年のメストレからベネチアに鉄道で行く方法です。
日本人からの旅行者は隔離無し
イタリア政府は2021年7月1日から数か国に対して「グリーンパス」の適用を開始しています。
「グリーンパス」とは新型コロナウィルスに有効なワクチンを2回接種済みという証明書です。
イタリアは今月１日（現地時間）付で欧州連合（ＥＵ）加盟国とともにノルウェー、スイス、米国、カナダ、日本、イスラエルなどからの入国者に限ってデジタル新型コロナの証明、いわゆる「グリーンパス」を適用している。（引用元：サイト）
このグリーンパスがあれば、日本からの旅行者は隔離無しでイタリア国内を旅行できます。
グリーンパスは２回目までワクチン接種を完了し、新型コロナ感染から回復して抗体がある人、新型コロナの陰性判定を受けた人は最大１０日間の隔離義務なしで自由な入国・旅行ができるようにする制度だ。（引用元：サイト）
新型コロナに対するワクチンを接種していれば以前のようにイタリアを旅行できるようになったといえます。
今回は水の都と言われるベネチアへ近郊街メストレから鉄道で行く方法です。
以前にもこのサイトではメストレからベネチアに向かう方法を複数記事にしていますので参考にしてください。
→【写真付き解説】簡単！！ベネチア メストレからベネチア電車での行き方
→【写真付き解説】メストレ鉄道駅からベネチアへトラムでの行き方
メストレは近郊の街
水の都として有名なベネチアは陸から離れた潟にある街です。
分かりにくいのですが、ベネチアはイタリア本土からほんの少し離れたところにあり、橋で本土とつながっています。
ベネチアは面積が限られているのと有名観光地なのででホテルや物価全般が高めです。
そこでベネチアへの一つ手前の街メストレに滞在するとベネチアに比べて旅行費が抑えられるというメリットがあります。
ベネチアとメストレは一駅しか離れていないので簡単に行き来ができます。
鉄道を利用すればおよそ10分でメストレからべエネチアに行けます。
料金が若干値上げ
ベネチア・メストレ駅からベネチアへは鉄道が頻発していているので本当に簡単に行けます。
時刻表の調べ方は以前解説しましたのでそちらを参考にしてください。
以前は1.2ユーロ150円ほどで行き来ができましたが、2021年7月の時点での料金は1.35ユーロ175円ほどに値上がりしています。
また乗車券の印刷デザインが変わっていました。
この値上がり以外の点ではほぼ変化はありませんでした。
車内ではマスク着用
またイタリアはコロナ感染者が以前に比べて減ったとは言え、まだ完全に収束しているわけではないので車内ではマスクの着用が必要です。
外ではマスクをしていない人もいますが、車内ではマスクを着用していないと車掌さんから注意されるので気をつけて、電車を利用する際にはマスクを忘れないようにしてください。
今回は2021年7月のメストレからベネチアに鉄道で向かう場合の変化でした。
以上です。
＜関連リンク＞
【写真付き解説】ベネチアからトラムでメストレに行く方法
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