サビハ・ギョクチェン空港内のPCR検査方法

 2021年になっても収束が見えない新型コロナウィルスCOVID-19パンデミック。

 世界中の多くの国が入国制限や規制を導入しています。

 入国に際してPCR検査の陰性証明を必要とする国もあります。
 
 今回はイスタンブールの空港であるサビハ・ギョクチェン国際空港でのPCR検査の方法についてです。

イスタンブールの名所ブルーモスク
【写真】イスタンブールの名所ブルーモスク
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サビハ・ギョクチェン国際空港

 アジアとヨーロッパを跨ぐ巨大都市イスタンブール、人口1500万人以上を有するトルコ最大の都市でもあります。

 このイスタンブールには主要な空港が2つあります。

 一つは2019年4月から利用開始された新しいイスタンブール空港

巨大なイスタンブール空港
【写真】巨大なイスタンブール空港

 イスタンブール空港はイスタンブールの市内から北西に40㎞ほどの黒海沿いにあります。

 そしてもう一つがサビハ・ギョクチェン国際空港です。

イスタンブールにあるサビハ・ギョクチェン国際空港
【写真】イスタンブールにあるサビハ・ギョクチェン国際空港

サビハ・ギョクチェン国際空港はアジア側にあり、市内から東へ40㎞ほどのところにあります。

 このサイトでは各空港から市内を結ぶシャトルバスについても以前書いていますので、空港と市内の行き来を考えている方は参考にしてください。

 →イスタンブールの空港から市内移動関連記事まとめ

 今回はこのサビハ・ギョクチェン国際空港内のPCR検査の方法です。

空港内にある検査所

 サビハ・ギョクチェン国際空港から他国に向かう場合、PCR検査の陰性証明が必要な場合があります。

 その場合イスタンブール市内でPCR検査を実施してもよいですが、サビハ・ギョクチェン空港内でも検査を受けることができます。

 →イスタンブール市内PCR検査を受けられる Cihangir Laboratory

 サビハ・ギョクチェン国際空港のPCR検査所は空港の一階、到着出口の建物内にあります。

 通常PCR検査を必要とするのは出発する人なので、その場合は、出発のカウンターなどがある2階から1階に降りる必要があります。

 

サビハ・ギョクチェン国際空港内のPCR検査ラボ
【写真】サビハ・ギョクチェン国際空港内のPCR検査ラボ

 出発のチェックカウンターが並んでいますが、そのカウンターの「A」の近くにマクドナルドがあり、マクドナルドの近くに下階に下るエスカレーターがあります。

 このエスカレーターで下階に行くとすぐ、下の写真のようなPCR検査場があります。

サビハ・ギョクチェン国際空港内のPCR検査場
【写真】サビハ・ギョクチェン国際空港内のPCR検査場

 ここでPCR検査が受けられます。

料金

 サビハ・ギョクチェン国際空港ないのPCR検査は有料です。2021年7月のレート1リラが12.8円で換算しています。

 2021年7月の時点では2つのPCR検査は2つの方法があるようです。

・PCR検査

・簡易PCR検査

 上のPCR検査は通常の鼻腔に検査棒を入れるタイプのものでこれが2500リラ、3200円となっており、

 簡易版は175リラ2240円となっています。

 これから向かう国が受け入れるタイプのPCR検査が必要です。

 日本に帰国される方は日本の検査フォーマットがあるので注意してください。

【要注意!】PCR検査の日本入国条件が厳格化

検査結果までの時間

 PCR検査を受けた場合、結果が出るまでに時間を必要とします。

 このサビハ・ギョクチェン国際空港の通常PCR検査は1.5時間必要と表記されています。

PCR検査の結果が出るまで1.5時間90分と表記されている
【写真】PCR検査の結果が出るまで1.5時間90分と表記されている

 簡易版PCR検査の場合は15分となっています。

 

簡易版のPCR検査であれば結果が15分で得られる
【写真】簡易版のPCR検査であれば結果が15分で得られる

 検査結果はこの検査場の一番手前の窓口で発行してくれます。

 ここで検査をしてチェクインカウンターでチェックイン、出発という流れもがスムーズです。

 ただし、検査場が混んでいる場合や万が一陽性の結果が出る場合なども考慮しておくとよいでしょう。

 今回は以上です。

<関連リンク>
イスタンブール市内で実際にPCR検査を受けてみる
2021年6月トルコへの入国状況
北マケドニア首都スコピエでPCR検査を受けられる場所
 

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