ベネチアの名物と言うと「イカ墨パスタ」を思い浮かべる人も多い。
しかしベネチアでは世界でも有数の観光地。レストランでの食事は決して安いわけではない。取り分けバックパッカーなどの節約旅行者にとっては高く感じるだろう。
そこで今回は安くベネチアの名物であるイカ墨パスタを食する方法を紹介。
ずばり「自炊」。ユースホステルなどではキッチンの使用ができるところがあるが、そういったところで自炊しするのが安上がり。
1.パスタを用意する
イタリアはスーパーマーケットで安いパスタが簡単に手に入ります。高級品から庶民価格のものまで、ここは節約の為に普通のパスタを購入します。
参考 スーパーリドルでは1kgのパスタが0.65€(2013年3月)
2.イカ墨ソースを購入
イカを買って墨を取り出すと言う方法があるらしいですが、今回はそれほど専門的なことをせずともスーパーで手にはいる「イカ墨ペースト」を使用します。
スーパーに行き「Sugo al NERO di SEPPIA」があるか聞いてみましょう。発音が難しい場合はこれを店員さんに見せて「ありますか?」と訊ねてみましょう。
もちろん自力でパスタのペーストコーナーを見て回ってもよいですが、イタリアはペーストとの種類が多いので大変かもしれません。
しかしスーパーによっては置いてない場合がありますのでご注意ください。
スーパーリドルで発見しました。130gで1.39€(2013年3月)で、4人用と書いてありました。(使った感じではたっぷり使いたいのであれば2人分くらい)。
3.調理したパスタに混ぜる
これで自炊イカ墨パスタの完成。
パスタの価格が1kg0.65、イカ墨が4人分で1.39€、合わせて2.04€。一人当たりにするとなんと50セントという脅威のコストパフォーマンス。
これで長期旅行のあなたも「ベネチアでイカ墨パスタを食べたよ!」「やはり本場は違った」と言えること間違いなし。
最後に万が一ベネチア内のスーパー「ビラ」や「コープ」にイカ墨が無かった場合、郊外のスーパー「リドル」への行き方を解説。
→2020年ベネチアのスーパー4ヵ所、駅の近く、カンナレージョ地区
スーパーリドルに向かうバスはベネチアのローマ広場から出ています。バスナンバー19番か5番(2013年3月)のどちらでもリドルの前を通過します。19番より、5番が頻繁に出ています。バス代往復で1.3€×2=2.6€(2013年3月)
停留所はキャンピングリアルト前です。運転手さんに
「キャンピング・リアルト」
と伝えておかないと分かりにくいかもしれません。
または下の地図とスマートフォンのGPSを見て、下車してください。
停留所で降りたところの道路向かいにリドルの看板が見えます。
(注意:リドルで品切れの場合もあります)
ちなみにリドルには【食関連】バックパッカーにお勧め、激安海鮮パスタでお勧めした海鮮ソースがありますので、ついでに購入してもよいでしょう。
イカ墨ソース、日本でも購入できるそうですが値段は少々高めです。
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