ヨーロッパの路上では様々な大道芸人を見かける。楽器演奏からジャグリング、はたまた銅像のように動かない芸もあれば、スプレー缶を使って絵を描く芸もある。
その中でも比較的よく見かけるのがギターの弾き語り。ギターを奏でながら自ら歌を歌うというもの。ギターが身近な楽器のために演じやすいのだろう。曲調もポップスや明るいノリの曲が多い。
それとは別に稀に見かけるのがアカペラでの歌い手。オペラ調の曲を一人で歌う。これはギターの弾き語りとは別にスペイン語、イタリア語の「カンタンテ(歌い手)」と呼びたい。
かなりの声量がないと、街の雑踏に声をかき消されてしまうし、訓練が必要なのでこのアカペラのカンタンテは中々見かけない。
