スマートフォンが一般的になった今日、旅行においてもその利便性は大いに発揮される。
インターネット接続からGPS、写真、音楽、メモ帳と数えればキリがないほど旅行に役立つ機能が満載である。
今回はアンドロイドであるSumsang I5800からアップル iPhoneに乗り換えて感じた変化をまとめてみた。
Sumsang I5800は値段が3年前で330ユーロ前後、iPhone4sは5sが発売されたにもかかわらずまだ容量8GBのものでも400ユーロ前後している。
それでは感じた違いをいくつかあげてみたい。
■レスポンスの速さ
まず驚いたのはiPhoneのレスポンス(反応)のよさである。アンドロイド機のCPUの能力にもよると思うが、iPhoneはストレスがない速さである。
GT i5800は連絡先を開こうとするとかなり待たねばならなかったり、メモを開いたりするのにも時間がかかった。
また文字を打つにも同じタイプのキーパッとだがアンドロイドはどうしてもスムーズさに欠けていた。
その点iPhoneは素晴らしく反応がよい。
■GPSの精度
旅行中に以外に期待するのがGPSの機能。見知らぬ街に入ってもGPSがあれば自分がどこにいるのかが人目で分かる。
iPhoneのGPSはマップを開けば常に機能する。GT i5800 は起動するのは稀であった。
見知らぬ街に入ったときにまずGPSを見るのだが、その時に起動しないと全くの役立たずである。
また位置情報が常につかめるので、写真やツイッターに位置情報を埋め込む時もデーターとして記録できる。
iPhoneはGPSの感度がよい。
■バックアップの簡易さ
アンドロイド機の場合バックアップはコンピューターに繋ぐことで行っていた、しかしiPhoneはiCloudと呼ばれる、ネット上のスペースに簡単にバックアップが取れる。
これは旅行者には嬉しい。なぜなら万が一荷物を紛失した時、データーを失わなくて済むからだ。危険な国を旅行すると強盗などに貴重品をすべて盗られるという話も聞く、そういった時にはiPhoneはもちろん、バックアップのコンピューターもとられる可能性があるだろう。
しかしネット上のバックアップまではとられることはない。
安全性を考えてもiPhoneの方が断然優れている。
■カメラ、ビデオカメラの画質のよさ
これも機種によると思うが、iPhone4Sのカメラの画素数は8M ピクセル。ビデオカメラはHD画質。
写真にこだわらない人ならば旅行中のカメラはiPhoneで代用できるレベル。
■ディクテーション機能
最後にiPhoneに備えついているディクテーション機能が秀逸。手よりも早く文字が入力できる方法。精度もまずまずなので実用できる。
特にレスポンスのよさ、文字入力のスムーズさはストレスを感じない。また旅行者にとってGPSが常に作動してくれるのは非常にありがたい。
iCloudを利用したバックアップのシステムも重宝する。
価格に開きがあるが、機能、動作速度を比べてもiPhoneの方がよい。
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