2016年3月6日なすび氏が4度目のエベレストに挑戦する決意表明をした。
久し振りの投稿となります。
今回こうしてこの時期に投稿致しましたのは、いよいよ四度目のエベレスト登頂への挑戦に向けた決意を表明する覚悟と準備が整ったからです。… http://fb.me/S5vfquCa 2016, 3月 5
2013年、山頂まで高低差にして僅か100mで断念しただけに今年は期待が大きい。
2016年ルートは
なすび氏のフェイスブックページの決意表明の文からそのルートが読み取れる。
今年4月に四度目の挑戦へとネパールに旅立つ為の最終調整を図っております。
また
、ネパール政府からは去年の入山許可を使い、ある程度のディスカウントが可能になるとの情報ももたらされ事も有りますが、
以上フェイスブックページの引用であるが、これらの文からなすび氏はネパールに向かうこと、去年の許可証を使用することが読み取れる。
2015年度はマグニチュード7.8の大地震がネパールを直撃したためにエベレスト登山がすべて中止された。この時なすび氏はネパール側のベースキャンプにいた。
つまり去年の同じ入山許可証イコール=ネパール側南東稜からのルートといって間違いないだろう。
ネパール側南東稜ルートは
ネパール側からの南東稜ルートは1953年にエベレストが初登頂されたルートでノーマルルート呼ばれ、登頂率が最も高い。
詳しくは→【エベレスト登山】図解+写真でエベレスト南東稜登山。その1
【エベレスト登山】簡単説明。山登りしない人でも分かるエベレスト登山。
簡単に解説すると
標高5300mにベースキャンプを設置。
およそ5300m~5900mまでアイスフォールと呼ばれる難関氷の迷宮。
5900m付近にキャンプ1を設置。
6300m付近にキャンプ2を設置。
ローツェフェイスと呼ばれる氷の斜面の登攀。
7300m前後にキャンプ3を設置
南東稜鞍部に標高8000mに最終キャンプを設置。
深夜に山頂アタックに出発し、午後に最終キャンプに戻ってくる。
というもの。
登頂のカギは?
通常エベレストを登山する場合、超高度に順応できるかどうかが重要になってくる。
どんなに若く体力があっても高度に順応できなければ登頂はかなわない。また高度に順応できない体質の人もいる。その点なすび氏は2013年に山頂まで高低差100m、標高8700m付近まで行った実績がある。
高度順応は毎回うまくいくとは限らないが、高度に対応する体質は問題ないといえる。
高低差100mで断念した理由は「移動速度の遅さ」と「体力の消耗」にあったと推測されるので、今回その点を補っていれば十分に登頂の可能性はあるといえる。
しかし人事を万全にしたところで最後に登頂を決める要因となるのは自然、天候である。
2013年、2014年のような自然災害がなく天候に恵まれることを願う。
<関連リンク>
(外部)(フェイスブックページ)エベチャレ なすびの福島パワーアップ的エベレスト登頂計画
【エベレスト登山】2016年なすび氏がエベレスト4度目の挑戦を表明。
【エベレスト登山】2013年なすび氏のエベレスト撤退理由を推測。
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