2013年5月、2002年のユーロ導入以降5ユーロ紙幣のデザインが初めて変更された。
今回の変更は5ユーロ紙幣のみである。
2013年5月から変更されたとのことだが、今までの旧紙幣が流通しているため、目にする機会は殆どなかった。
6月、7月と時々目にするようになった程度である。都心部ではもっと流通速度が速いのかもしれない。
紙幣のベースカラーであるグレーはそのままで全体的に黄色の着色が強くなった。また表裏に記載されている建造物も変更は無い。

表面5ユーロを表す数字が右隅から中央に移動。裏面は下両端に5の数字が記載してあったが、それが中央少し右に大き目の5の数字一つになった。

透かしの部分は旧紙幣では表面の建造物同様の透かしであったが、新紙幣ではヨーロッパの名前の由来となった、ギリシャ神話のフェニキアの王女「エウロペ」の肖像になっている。