前記事「バスキング ステップ6 時間選び その1」では芸によりよい時間、悪い時間があり、それを見極めるのが大切という話をしました。
今回はその時間をどうやって見極めたらよいかという話です。

よい時間の見極め方
・人の反応がある。
よい時間帯ではまず人々からの反応が何かしらあります。
分かりにくいものでは「人がチラリとこちらを見る」というのがあります。本当に忙しい時間帯であれば人がこちらを見ることがありません。
「チラリ、チラリ」とこちらを見たり、目が合うようならばよい時間の入り口かもしれません。
分かりやすい反応は「人が足を止める」です。これはそばで足を止めるのですぐに分かります。
足を止めた場所にも注目してください。距離はどのくらいありますか?演じている遠くで足を止めた人がいるならば、まだまだです。よい時間帯になれば人は近くで足を止めます。
・人がよく止まる。
よい時間は「人が足を止めやすい」のですが、一人が足を止めると次々に人が止まっていくのがよい時間です。
悪い時間にたまたま足を止めた人がいても、その人だけで増えていくことがありません。
・コインが入る。
楽器の演奏などは足を止める人がいなくても、コインを投げ入れてくれる人が多ければそれはよい時間帯となります。
悪い時間の見極め方
基本的によい時間と対極になります。
・道行くひとがわき目もふらない。
演じているのに全く反応がない状態です。皆がサッサと歩いていてチラリともしません。この時間はよくありません。
・人の集中力がない
人が足を止めてもすぐに立ち去る、長く足を止める人がいないというのも悪い時間です。
よい時間ならば3分から5分、一曲分人が足を止めるのに、悪い時間は30秒から1分という風に短くなります。
「やけに人の離がはやい」と感じたら、それはよくない時間です。
・足が早い
これは著者が感じることの一つです。忙しい人はわき目もしませんが、足もいつもより少し早くなるようです。
見た目の人の速度もそうですが、耳を澄ませると、聞こえてくる足の音が「カツカツ」と聞こえます。このテンポが速いときは人が急いでいる時です。
まとめ
演じることによりよい時間、悪い時間というのは一概に言えません。自分の芸にあった時間を見極めることが大切です。
悪い時間が分かれば全く人が足をとめてくれなくても自信を喪失することはありません。
よい時間が分かればより効果的にバスキングができるでしょう。