2020年2月末に2020年2月イタリアで猛威を振るうコロナ新型肺炎、推移と地名解説という記事を書きました。
これはその続報です。
3月7日に発表では
感染者が5061人、死亡が233人と発表されています。この日以降の感染者数はこの記事の下部に掲載しています。
特に近日の感染者数の増加は多く、先日から700人近く、そして死亡も50人ほど増加しています。
24時間の増加人数は千人を超え、過去最大。死者は233人。589人はすでに回復した。
またイタリア北部の大都市であるミラノの閉鎖が決定されています。
都市が閉鎖されるという事態になっています。
日本の外務省は
日本の外務省はミラノのあるロンバルディア州への渡航を、渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げました。
外務省の安全ホームページというのは日本国外に旅行者が渡航しても問題ないか、安全かという指標を掲示しています。
この安全レベルが引き上げられています。よほどの理由がない限りは渡航は控えたいところです。
またベネチアのあるベネト州、そしてその南部エミリアロマーナ州も不要不急の渡航をやめるよう呼びかける「レベル2」に引き上げられています。
ミラノ封鎖
3月7日イタリアではミラノをはじめベネチアを含む複数の都市の閉鎖を発表しました。
欧州での新型コロナウイルス流行の中心地となっているイタリアは、ミラノ(Milan)があるロンバルディア(Lombardy)州全域、ベネチア(Venice)を含むベネト(Veneto)州の一部地域、パルマ(Parma)とリミニ(Rimini)を封鎖することになった。イタリアメディアが報じた。
これによりこれらの地域には一切立ち入れないようになるようすです。
高い致死率
イタリアのコロナ感染者数に対し死亡の割合が高くなっています。
政府統計によると、イタリアでは感染が確認された人の4.25%が死亡しており、世界で最も致死率が高い。
(参照:bbcjapan)
WHOの発表によると致死率は3.8%とのことです、比べてイタリアは4.25%なので高くなっています。
理由としてはイタリアは高齢者の比率が高いことなどが要因として考えられていますが、実際とのところは不明です。
中華系のレストランは軒並み休業
3月6日イタリア、南部のナポリを散策したところ、中華系のレストラン、商店はほぼ休業状態でした。
北部の都市の閉鎖され、今後の状況はどう変化していくのでしょうか。
2020年3月感染者数推移
2020年3月8日
感染者数は6387人、死亡366人となりました。この日ミラノ、ベネチアを含む北部の都市の閉鎖が決まりました。
2020年3月9日
感染者7985人、死亡463人となっています。
本日イタリア全土の都市閉鎖が決定しました。
2020年3月10日
感染者数は8514人、死亡631人
となっています。イタリア国内の閉鎖状況となり、人の動きが止まるので今後数値がどうなるかに注目が集まります。
これ以降の感染者数は2020年3月11日 コロナウィルス感染防止のためイタリア全土封鎖にて掲載しています。
<関連リンク>
イタリア新型コロナ感染者数が減少傾向
2020年2月イタリアで猛威を振るうコロナ新型肺炎、推移と地名解説