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バスキング ステップ9 シーズン、季節

 路上で演ずるには場所と時間が重要であるという話は再三述べてきた。

 一日の中での時間の流れ、一週間の中での時間の流れ、さらに大きく見ると1年の中に時間の流れがあるのが分かる。

 日本のように春夏秋冬がハッキリしている国であれば季節ごとに分類できるだろうが、世界には四季があまりない国もある。

 それでは季節によってどのような特徴があるか見てみたい。

【写真】路上の芸をするのにはどの季節がよいだろうか。
【写真】路上の芸をするのにはどの季節がよいだろうか。

 一般に春は冬の寒さが和らぎ、夏ほど暑くないので人が最も出歩くシーズンといってもよい。

 日中の時間も長くなり、穏やかな気温なので路上の芸にはとても向いている季節である。

 人が路上に溢れる、イコール、最もバスキングに向いたシーズンであるといえる。

 気温がもっとも高温になり、日差しが強いため日中は人が足を止めにくくなる。

 炎天下の中では足を止めにくいし、演じる方もあまり暑いとまいってしまうだろう。

 また気温が高くなると、芸を見ているどころではなくなる。

 年中常夏の国ではこのような状態。

 しかし夏は夜が長くなる、昼の太陽が沈めば、気温が下がり、街歩きの時間帯になる。

 夏の路上は太陽が沈んでからが勝負になる。

 芸術の秋とも称されるように春同様、路上芸に向く季節である。

 暑くなく、涼しくなり始めているので路上に人が出やすい。

 しかし日が沈むと夏と違い、人脚が少なくなることも。

 バスキングでは最も困難なシーズンと言ってよい。

 寒さのために人の足が早くなり、昼の時間も短い。

 国によってはとても演奏や芸などをしている気温ではない。もちろんそういった環境では人が足を止めにくい。

 動く芸をする人ならば体を動かすので温かくできるが、静的な演者は寒さが厳しい場合も。

 路上で芸をするにはもっとも適さない季節といえる。

まとめ

 おおむね路上に向いているシーズン、季節というは人が活動しやすい温度の時期である。

 暑すぎでも駄目、寒すぎても駄目、丁度よい気温帯の時間を狙ってみよう。