ヨーロッパの路上でよく見かける芸の中にスプレーアートがある。
これはスプレーペンキを使用し、絵を描く芸である。
何色ものスプレーペンキを使い分け、その場で白い紙に模様を書いていく。
よく書かれる題材は宇宙である。そのほかにもピラミッド、ローマのコロッセオなどの型を使い、ペンキスプレーの強弱を使い分けて巧みに絵を書いていく。
スプレーアートは絵を描く行程が芸であり、その出来た作品をその場で販売できるのも特徴だ。むしろスプレーで絵を描く芸よりもそちらの収入がメインになる。
この芸は常にスプレーペンキを使用するので、シンナー中毒や体を壊しやすく、人によってはガスマスクをつけている。