北マケドニアは旧ユーゴスラビアで中で最も南に位置し、1991年に独立宣言を行った共和国です。
人口は209万人、面積が九州の3分の2ほどの国です。
住民の多くはスラブ系ですが、アルバニア人、トルコ人もおり民族が混ざっている国です。
今回はこの北マケドニアの伝統的料理であるタフチェ・グラフチェについてです。
北マケドニア
マケドニアは1991年に旧ユーゴスラビアから独立宣言をした国家の一つです。
独立当時の名称は「マケドニア共和国」でした、ところが、「マケドニア」という名称は古代のアレキサンダー大王の国名であり、ギリシャにもその一部が含まれていることから、マケドニア共和国に対する名称変更運動がおこりました。
その結果、2019年にマケドニア共和国は現在の北マケドニア共和国という名称に変更しました。
北マケドニアは南にギリシャ、北はセルビアに挟まれているバルカン半島内陸部にある国家です。
通貨単位はディナル、1ディナルがおよそ2円となります。(2021年5月の時点)
北マケドニアの伝統料理
北マケドニアを代表する伝統料理と言えば「Tavče gravče」タフチェ・グラフチェです。
Tavče タフチェとは鍋を意味し、グラフチェはスラブ語で豆を表します、つまり、豆の鍋という意味になります。
文字通り、豆を煮込んだものを土鍋で食べるスタイルになります。
多くのレストランで取り扱っているメニューで基本は豆のみで肉類は入っていません。
価格もそれほど高くなく、上記のレストランでは90ディナルおよそ180円でした。
パンもついてくるのでこのタフチェ・グラフチェとパンで一食にになります。
北マケドニアを訪れた際には是非伝統料理であり、代表料理でもあるタフチェ・グラフチェを試してみてください。
今回は以上です。
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