クリムピタに出会ったのはもう5年も前のことだ。クロアチアに初めて訪れた時に、たまたま入ったパン屋にこれがおいてあった。
何であるかも分からずに注文。プラスチックのお皿に乗せられて来た、これを一口食べて「美味い！」と声を出す。
上下をパイ生地に挟まれたカスタードクリームという表現がいい。このクリームが甘すぎず、しつこくない。少し甘すぎるバルカン半島のデザートに飽きていたので、これがとても美味しく感じた。
前回は名前を聞いたのだが忘れてしまったので今回は忘れないように写真を撮ってきた。このデザートの名称はクリムピタKrempitaで、英語のウィキペディアではクリームパイと表記されていた。今までのイメージのクリームパイとは違うが確かにクリームパイとも表現できる。
次にクリムピタに出会ったのはイタリア最西端の街トリエステでのことだ。大型のスーパーのデザートコーナーにクリムピタを見つけた。ウィキペディアでも解説されているが、クリムピタはバルカン半島、主に旧ユーゴスラビアで食されていたそうだ。
クロアチアに入ってからはどこのパン屋にもおいてある。お値段は7クーナ（約100円 2013年3月）前後。