イタリアの大都市の多くには日本の食材を販売している店が多くある。
大きな都市になればなるほど、手に入る食材は豊かになる。ローマやミラノなどの名だたる都市ではしょうゆはもちろん、味噌、納豆、うどんなど様々な日本食材が手に入る。
そんな店では日本ではあまり見かけない、欧州限定の食品も置かれている。
今回「これは珍しい」と思い、購入したのは「親方ラーメン カレー味」である。
日本ではカレーうどんはあるが、カレー味のラーメンと言うのは見かけた記憶がない。
発売元は「味の素」、生産地はポーランドとなっている。裏面には英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語で書かれている。ポーランドで生産されているにもかかわらずポーランド語はないらしい。
また「味の素KKが懐かしい日本の味、日本のラーメンをヨーロッパで生産し、お客様にお届けいたします。味の素kkは世界各地で30年以上ラーメンを製造しておりますのでご安心してお召し上がっていただけます。」と日本語で記載してあった。
早速、お湯を沸かして、このカレー味のラーメンを食べてみる。カレー味のスープにラーメンが入ったそのままの味である。麺は想像以上にコシがありよかった。カレー味のスープはカレーうどんを髣髴させる味であり、日本人でも違和感なく食べられる味だった。
今回一袋100g入りで1ユーロ(130円)。イタリアで見かけるインスタントラーメンは50セント前後のものもあるので価格は決して安い方ではない。
旅行中にカレーとラーメンがどうしても食べたいという方は挑戦してみるのもよいだろう。
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