第39回 メンバーインタビューは親子の居場所応援ラボの佐原智子さん!

今回は2021年創成期メンバーでもあり、神奈川県を拠点に子育て支援、親子の居場所応援ラボ活動をされてきている佐原智子さんに迫ってきました!

YouTube発信について

Meiko
よろしくお願いします~。智子さんは子育て支援や障害者雇用支援など、YouTube等での発信を数多くされてきていますが、近況を教えて下さい。
佐原智子
YouTube 活動をここまで続けてきている中、リスナーさんからだんだん「学校情報」が欲しいという声が多くなってきていました。最近では、学生さん、親御さんにとっての選択肢が増えて来ている中、通信制高校へ進学を!(など)選ぶ方も増えていて、そういう声に答える形で、通信制高校にリアルに突撃!なんて始めていて、校長先生と直に話をさせて頂く機会も増えて来ています。「多様性」応援!の部分(障害者雇用をはじめ、「教育」に絡む色んなメッセージ)を引き続き伝えて行きたいというところが基礎っていう部分は変わっていません。

子育て支援活動

Meiko
智子さんが子育て支援の活動を始めたきっかけは?
佐原智子
我が子が学校に行かなくなった、、のが始まりです。素直になんでだろうっていう思いから、日本を外から見てみようと思って息子を連れてマレーシアに行きました。そこで見た子供達の笑顔は本当にキラキラしていて。現在日本に20万人越えの子供が不登校になっている。それって本当になんでなんだろうって考えさせられています。外からみたら、日本は何かが遅れているのではないのか?って思う気持ちがあります。
Meiko

Nobuki先生とやっている世界の教育のルームでも海外在住のJapacityメンバーからの意見を聞いたり、日本での教育改革、学習指導要綱のアップデート、高大接続、大学と社会への接続、そんな側面から色んな話をしているけれど、最近はそれぞれの国はどんな人間を育もうという方向性を目標にしているのか、究極の教育の本質って何?っていうところまで話が深まったりしていることもあります。

佐原智子

私が発信しているメッセージは、周りのママたちと時に確執が起きます。今でも学歴最優先で受験戦争に子供を引っ張りたい親御さんもいらっしゃいますから。

そして息子が不登校になったけれど、息子が通っていた学校の担任の先生とは私は仲良くしていたんです。ぶつかってた親御さんもいましたが。その先生自身も指導に悩みを抱えていて、そんな悩みも打ち明けられたりという事もありました。先生ご自身たちの環境も良くない気がしています。

日本の教育って何なんだろうって話になると、先生方からも日本の教育に使われている予算が少ないという声があったり。

私の中にはなんとも言えない危機感があるんです。日本の子供達がこの先海外に行ったとき、太刀打ちできないのではないか。子供だけの問題ではなく、最近では学歴至上社会で育ってオトナになられている「おじさん」たちが職場から首になったりして、その後長く引きこもり生活に入ってしまう、、そんな問題も同時に存在しているんです。一方特別支援教室は見直されてきている、とは思っています。

日本では「多様性」っていう単語だけが走っているけど、この先はどうなっていくのかというところには大きな興味があります。関わる中で思うのは、「発達障害」とくくられている子供達の中にはとても有能な子も多いんです。

ただ多くの親御さんの教育の観念を変えるのは難しいし、 社会的な無言の圧も存在しています。だれかを変えるのは難しいけど、発信はできるって思って活動しています。

プライベートでは?

Meiko

Katsueさんからの質問です。
子育て支援で素晴らしい活動をされていますが、自分時間をどんな風に過ごされていますか?

佐原智子

自分時間には私は動画チェックしている事が多いです。YouTubeで人の研究をするのが好き。また、温泉が大好きなので、近場の足柄の温泉に行って美味しい物をゆっくり食べたり。日頃、人に会う時間が多いので、自分時間には友達とランチするというよりも、一人で行動するのが好きなタイプです。あとは本や動画を見てぼーっとしたりするまったり時間ですね。

Meiko

湘南や鎌倉エリアで活動をされていますが、個人的に好きな場所、心が癒されるような場所や過ごし方がありますか?

佐原智子

海に行くことです。江の島の海は良くプラっと行くけど癒されるし良いですよ。実は山も大好きで、湘南エリアは山も海も近い所が良いんです。それに箱根の温泉にも近いし。自宅からは江の島には自転車で行ける距離。ぼーっとできて癒される場所。大好きです。一昨日は西伊豆方面まで行って森林浴ドライブしました。温泉プールに行ったり、大瀬崎神社に行きました。パワースポットなんです。そんな場所をパパと一緒に巡ったりしています。

パワースポットめぐり、神社仏閣めぐりが好きです。そういう場所に行くとまずは心が落ち着きます。安心するんだと思います。安心感に浸っていると「良い事あるかな」っていう気持ちに。手を合わせるときはまず必ず最初に「世の中が何時までも平和であるように」って「みんなが幸せで暮らせるように。」って思ってから次に自分のお願いをするっていう感じです。

今までと今後

Meiko

じゅんちゃんからの質問です。

お母さんとお子さんの抱える問題解決しようと日夜ご活躍されていますが、ご自身が今まで社会に助けられたと思いや経験はありますか?

佐原智子

社会に助けられた経験?っていうと思いつかないです。どちらかというと社会には助けてもらえない、っていうリアルな状況があって、自分が親の会に関わる様になった。東京とか色んな場所に出向きました。親の会では「自分が悪い事をしているわけではないのに」って皆さんが泣いてしまう。泣く事自体は悪くないんだけれど、そこにとどまっていてもその先、前に進めない。という思いから、明るい場所を作ろうと思ったんです。

Meiko

明るい居場所づくりの今後の智子さんの活動はこれからどのように展開していきたいですか?

佐原智子

実は今が転換期だと感じています。コロナの感染が広がってて、ちょっと集まりがしづらくなっていて。集まって解放されて話し合う、という場も少ないし、ご自身で抱えてしまう人が多い。親御さん対象というよりも子供達の居場所を直に作ってしまった方が良いか?自分がここからできる社会貢献とは何?と自問自答中です。コロナで色んな事が過渡期に入っている、本質の問題があちこちで明らかになって来ている、そんな変化の中で、自分の心を自分で切り替えられた人が、前に進んでいかれるんだと思います。もしかしたら、今までの非常識が常識になっていくっていう時代も始まっている感覚です。いろんなこだわりから解放されて自由に軽く生きて行かれる時代が迎えたら。。。

Meiko

智子さんの取り組みはとても大切だって思います。まだまだ山あり谷ありだと思うけれど、私も同様に興味や何か貢献できないかって思う分野。これからも色々学びのシェアが出来たらと思います。

Japacityとは?

Meiko

智子さんにとってのJapacityって? 思い出に残っているエピソードとかありますか?

✅リビングルーム3.0
最近リビングルームは3.0になって、いよいよJapacityもDAO化(Decentralized Autonomous Organization;分散型自立組織を目指しています。市長室や市長という立場(銘柄?)も撤廃したし、全員がそれぞれにJapacityの貴重なメンバー。一人ひとりがグリーンピーズとしてここまでのボーダレス、ジェンダーレス、エイジレスで、リスペクトとマナーを心に日本と世界を繋ぐ心のコミュニティー構築をじっくりゆっくりしていこう~っていう新しいフェーズです~。
佐原智子

ホントにこのコロナ禍でJapacityに入る事が出来て、ここは本当に気を許して話せる仲間がいるリビングルームだって感じています。顔も見たこともない人と気軽に本音で話せる空間。

この感覚はクラハ内の他のルームにはない。一味違います。クラハを始めて、この音声SNSって初めてでしたが、声だけで人って理解し合えるんだって知りました。実際に会った方もこれまでに何人かいるんだけれど、誰一人として声で感じていたのと違和感があった人がいないです。

エピソードとしては、前にも言っていますが、お誕生日会が本当に温かくって大好きです。特に声優さんのフィアくんとロマコちゃんが来てくれた回(2021年7月七夕のスペシャルお誕生会でした)が本当に印象的だった。Meikoさんが質問したりしてくれて、司会力が素敵だと思っています。とにかく、毎月のお誕生会が一番の思い出です。

Meiko

Takeshiさんの書き下ろしオペラも楽しかったので、それを一捻りしてJapacityメンバーでの声劇なんて良いかも。智子さんの声も素敵だし、他にもメンバーさんの声が皆さん個性的で素敵。そうだ~、Japacityの声劇部作ろうか~?じっくり時間を使ってみんなの味わいを構築していきたいですね。

佐原智子

グリーンピーズの皆さんが各地でオフ会で出会えていたり、そんな報告がすごく素敵だし、MeikoさんのPEI生活、赤毛のアン生活は夢です~。私もいつかPEI行きたい!!!です。

智子さん、楽しいお話ありがとうございました。これからも智子さんの活動や思いを遠くカナダからも応援させて下さいませ❤

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