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イタリアの電車に乗る時注意する7つのこと

イタリアは鉄道網が発達しているので電車を利用することで移動が簡単。

ミラノからベネチア、ベローナ、ローマ、フィレンツェ、ナポリと名だたる都市間は鉄道で快適に移動できます。

今回はイタリアの電車を利用する際の注意する点です。

【写真】イタリアの鉄道を利用すると移動が簡単
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日本とは異なる鉄道事情

日本も全国に鉄道網があり、JRにより各種電車が運行されています。

日本の電車は世界的にも時間に正確であるとの評判です。

今回は特にイタリアで電車を利用した場合日本と異なることろで注意すべき点を挙げました。

【写真】イタリアの鉄道を利用するにあたって日本とは違う点は?

頻繁に遅延する

イタリアの電車を利用するにあたり、まず大きな相違点はこの時間に遅延するではないでしょうか。

先にも書きましたが、日本の電車の運行は分単位で正確です。一方イタリアの電車は非常によく遅延します。

【写真】イタリアの電車の遅れは日常茶飯事

5分~10分などの遅れはよくありますので注意してください。

比較的、始発の場合は時間通りということもありますが、走行中に次第に遅れていく傾向があります。

接続乗り換えなどをする場合は余裕を考えて、接続電車を選ぶようにしてください。

日本では10分の乗り換え時間があれば、十分と考えますが、イタリアでは10分は常に遅れていると考えてください。

また日本では「接続待ち」という乗り換え電車が出発を待ってくれることもありますが、イタリアでは稀です。

電車は遅れる、接続乗り換えは余裕を持って電車を選ぶことが大切です。

直前のホーム変更

文字通り乗車ホームが直前で変更です。

電光掲示板の表示で到着予定のプラットフォームで待っているが電車が一向に来ない、というパターン、直前で到着ホームが変更されている可能性もあります。

日本ではホームの変更は殆どありませんが、イタリアでは比較的に起こります。

【写真】到着ホームが直前で変更されることもある

放送はありますが、イタリア語のみの場合が殆どです。

イタリア語の放送が流れて、周りのイタリア人が一斉に移動を開始したらホームが変更された可能性があります。

注意して周りの乗客をみていてください。

休日、祝日変更

イタリアの運行表は平日と休日、祝日で異なります。

【写真】日曜日、祝日は運行本数が激減

基本的に日曜日、祝日では通常の運行数より少なくなります。

また始発や終電も平日と違うので注意が必要です。

刻印機を必ず通す

イタリアの鉄道駅には改札口がありません。

買った乗車券はホームの柱に据え付けられている「刻印機」で時刻を刻印することで有効化されます。

【写真】イタリアの場合乗車券に刻印し有効化する

 特に鈍行電車の場合は、必ず刻印してください。

乗車券を持っていても刻印されていないと車掌さんが乗車券拝見に来た場合、問題になることがあります、最悪のケースは罰金ということもありますので注意が必要です。

Eチケットや特急、超特急などで指定時刻の電車チケット場合は刻印しなくても大丈夫です。

荷物は常に管理する

日本の電車では荷物を置いて、席を確保ということが可能ですが、イタリアの場合はしないように。

誰もいない場所で荷物だけ置いておくと、なくなる可能性があります。

【写真】イタリアの場合荷物を置いて席を確保をしない

貴重品の管理もシッカリしてください。

スマートフォンを出したまま、ウトウトと寝るという行為も危険です。寝る場合は荷物を出しっぱなしにしないようにしてください。

財布やパスポートも人の目に着く、取りやすい場所に置かないように。

特に誰もが乗れる鈍行、ローカル電車は注意が必要です。

また網棚に荷物を置く場合も自分の目が届く範囲に置いた方がよいでしょう。

鈍行に比べると、特急や超特急は席が指定なので、乗車券のある人しか乗り込めません。

超特急は2社で運行されている

イタリアの超特急は2社により運行されています。

【写真】左がフレッチャロッサ、右がイタロ

一つはイタリア全土の鉄道会社であるトレニイタリア、

もう一つは超特急イタロのみを運行するヌォーボ・トランスポルト・ビアジャトーレのNTV社です。

この二つは全くの別会社なので同じ路線であっても振替乗車などはできません。

ドアが手動の場合もあり

日本の鉄道では電車のドアは自動ですが、イタリアの場合、レバーを引いたり、ボタンを押したりしないとドアが開かない車両もあります。

【写真】扉を開けるのに赤いレバーを引くタイプのドア

駅に到着して、扉が開くのを待っていても、なかなか開かないこともあります、その場合は手動でドアを開くシステムです。

他に下車する人がいれば、そういった人が、扉を開いてくれますが、一人の場合は落ち着て表示に従って扉を開いてください。

手動の扉は操作をしない限り開きません。

ボタンを押すタイプもあります。

【写真】ドアについている緑のボタンを押すとドアが開く

扉を開くのを待っていたら、電車が動きだして降りられなかったということに気をつけてください。

いかがでしたかイタリアの電車を利用する際に気を付けるべき点を7つあげました。

イタリアの鉄道を利用して、快適なイタリア旅行を楽しんでください。

今回は以上です。

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