移民の多い西欧に比べてバルカン半島の国々ではアジアの食材を手に入れるのが困難なことが多い。
イタリアでは簡単に手に入っていた味噌やダシもクロアチアに入ってから全く見かけない。醤油だけはスーパーで時々見かけるので手に入る。
前回のクロアチアで日本風の米を食べるで紹介した方法で日本風のお米は手に入る。今回は簡単なおかず編を紹介。
クロアチアで手に入る野菜になんと白菜がある。白菜は冬季にしか手にはいらず、しかしどこでも手に入るわけではないが、リドルやカフランドのドイツ系のスーパーににて発見。これを使い浅漬けを作る。
浅漬けを作るのは実に簡単。白菜を適当な一口大に切り、そして、それにビニール袋に入れ、塩を入れて揉む。塩の量は味をみながら好みに合わせて入れる。
よく揉むと白菜から水分が出てくる。白菜がしっとりしたところでその水分を捨てれば出来上がり。ご飯と一緒に食べると質素だが、日本の味になる。
浅漬けはきゅうりでも出来る。きゅうりは一般的なスーパーや青空マーケットでも売られているので簡単に手に入るだろう。
白菜はクロアチアではよく見かけるコンズムやトミー、また青空マーケットでは見かけなかった。先に述べたように少し大きめのスーパーを見つけなければならないだろう。
白菜の値段は1kgあたり10クーナ(約160円 2013年3月)前後。