【旅行術】実際に旅行者がクレジットカードを使わずに海外に送金してみる。

旅行の必需品であるクレジットカードが紛失したり使用不可になった場合の送金方法を前回の記事にて述べました。旅行者で現地に銀行口座がなくても現金が受取れる方法でした。

今回はその実践編です。

資金送金会社の存在は実際に知っていたが実際に利用する場合はどんな手順が必要であるかということを記載しました。

【写真】海外送金を資金移送業者を通じて行ってみる。
【写真】海外送金を資金移送業者を通じて行ってみる。

マネーグラムを利用

今回の試みでは世界二大資金移送会社の一つであるマネーグラムを利用。

マネーグラムは世界200カ国、23万の拠点がある。

マネーグラムの日本語サイトはなかったので今回は英語のサイトhttp://global.moneygram.com/から開始。

初期のページでは「JAPAN」の表示がなかったので「Need to find another country?」から「JAPAN」を選択、言語は「English」のみ、「Go」ボタンをクリック。

すると次の画面が表示されます。

【写真】マネーグラムの初期画面。
【写真】マネーグラムの初期画面。

この画面の「Sned money」をクリック。

すると画面下部に「SBI Remit」「KYODAI Remittance」「digitel」「en Remit」「DCOM」などの会社名が表示されます。

【画像】日本でマネーグラム代理店を請け負っている会社。
【画像】日本でマネーグラム代理店を請け負っている会社。

2015年6月現在、Money Gramの直接の代理店は日本になく、上記5社の資金移送業者が代行しているようです。

今回は登録が比較的簡易そうであったenRemitを利用します。

enRemit通じて送金

enRemitの場合10万円以下の送金の場合は会員登録をしなくても大丈夫のようですが、この機会に会員登録を行いました、無料でした。

【写真】enRemitのホームページ。
【写真】enRemitのホームページ。

会員登録する場合、本人確認の書類の送付などがあり数日を要しますので、今すぐ送金したい方はゲスト会員がよいかもしれません。

無事に会員登録できましたのでログインします。

大まかな流れ

1.初期の画面から

「海外送金」→「送金申し込み(会員)」

を選択します。

2.必要事項を記入する。

画面が切り替わり、必要事項を記入するページになります。以下を慎重に間違えないように記入します。特に受取り国と受取人の名前は重要ですので間違わないように。

・送金先国名を記入すると自動で受取り通貨や送金方法が決まります。Money Gramのサービスは「10munites servies」になります。

・送金額(JPY)

今回は5000円を日本からイタリアに送金してみたいと思います。

・受取人情報

受け取り人姓名は重要です、一字一句間違えないようにローマ字で記入します。

受取り人がいる国も選択します。本人はイタリア旅行中なのでイタリアとします。

・受取人との関係

今回は本人と記入。

・送金理由

理由を選択肢の中から選択し、記述スペースに簡潔に記入しました。

・ガイドライン同意

「外国為替及び外国貿易法」のガイドラインに同意のチェックをします。

・支払い方法を選択

振込先銀行名を選択します。表示されたのは ジャパンネットバンク、三井住友、ゆうちょ、三菱東京UFJでした。

この中からジャパンネットバンクを選択。

そして銀行に振り込む支払い者氏名を記入。これも本人名義の口座から振り込むので本人の氏名を記入しました。

「次へ」を押す。

それから送金額が現地の通貨に換算され、さらに手数料が表示されます。

換算された金額と手数料

今回は日本からイタリアに5000円送金しました。当日の為替レートは138円。

送金され現地で受取る金額は34.690000 EUR (1円=0.006938 EUR)と表示されました。

また国や金額により手数料は異なるようです。金額が大きければ安くなり、金額が少ないと割高になります。

イタリアまで5000円を送金した場合の手数料は860円でした。

決済額として
5,860 円 が表示。

その下に先程記入した情報の確認があり、それが正しければ、
「申し込み」ボタンを押す。

送金申込完了が表示されます。


決済額を銀行口座に振り込む

次の画面にて「enRemit決済額振込口座情報」として振込先情報が表示されます。

ここに先程の決済額として、送金金額を5000円プラス手数料860円を振り込みました。

どのくらいのスピードで現地で現金受取りできるか

決済額を振り込んだのは日本時間12時5分。

エンレミットの「送金履歴のページ」にて現在の状況が分かります。今は「入金確認中」

およそ1時間後1時6分に「入金確認メール」が届き、

その10分後「送金完了メール」が届き現金を受取るのに必要な8桁のリファレンスナンバーが送られてくる。

銀行振り込みを完了してからおよそ1時間後。

現地で現金を受取る

enRemitから「送金完了メール」が届いた時点でイタリアの現地時間は朝6時。

折角素早く対応してもらっていたが、現地の受取代理店が閉まっている。

朝10時を待ち、宿泊しているところから最寄のマネーグラムの代理店へ。

イタリアのローマには駅前を中心にマネーグラムの取次店が数多くあるので、難なく探せた。イタリアでは一部の郵便局でもマネーグラムを取り扱っているので郵便局で受取ることもできる。

窓口の男性に

「マネーグラムの受取り」

と伝えて、

・受取り人の名前の一致

旅行者なので持っていたパスポートを掲示する、パスポートに掲載されている名とマネーグラムの受取人の名の確認が行われた。

・リファレンスナンバーを伝える。

先程メールで送られてきた8桁のリファレンスナンバーを紙に書き受け付けの男性に渡す。

・サインをする。

受取人の名前とリファレンスナンバーの一致すると、男性が書面にサインを求めてくる。2箇所サインをした。

そしてenRemitの確認ページに表示された額34.69ユーロを現金で受取った。

以上で日本からの送金は無事完了。

まとめ

5000円送りこちらに届くのは34.69ユーロである。これはレート換算すると1ユーロ、143.8円ということになる。この時点ではユーロはおよそ1ユーロ138円なのでまずまずのレートといえる。空港や駅の両替の換金率に比べると比較的よい。

特筆すべきはその送金スピード。

現地では代理店が閉まっているために受取りが遅れたが、日本の銀行口座から振込みを行い、約1時間10分後には現地で受取り可能の状態になっていた。

これには事前に会員登録をしておく必要はあるものの、銀行などの海外送金サービスに比べてかなりの送金スピードといえる。

また現地に銀行口座がなくても現金を受取る方法があるというのは状況により非常に助かる。

万が一クレジットカードが使用不可になったり、盗難、紛失した場合の緊急送金方法として知っておいて損はない方法ではないだろうか。

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