【旅行術】カウチサーフィンの光と闇。ゲストとして光編。

 年々メンバー数が増えているカウチサーフィン、旅行者の中でも認知度が高まり利用者も多くなっている。

 今回はカウチサーフィンの光と闇と称し、どなんところが「よかった点」を光、また「気になったところ」を闇として感想を述べたい。

カウチサーフィン
旅行者と現地の人を結ぶ画期的なシステム、カウチサーフィン。

 まずは光編から。

インターネットを介した巡りあわせ

 カウチサーフィンの偉大なところは、「人と人をめぐり合わせる」ということに尽きると思う。これを簡単に行ってしまうのが素晴らしい。

・素晴らしい出会い

 カウチサーフィンがが旅行者と現地の人の出会いを創作してくれる。これは何にも得がたいものだ。

 実は旅行者は現地の人との接する機会がそれほど多くない。ツーリストインフォメーションの人、売店やレストランの店員、宿の管理人とすべて仕事にかかわる人ばかり。

 ところがカウチサーフィンで出会えるのは仕事を抜きにした現地人。

 こういった人との出会いはアジアはともかくヨーロッパの様な場所では中々恵まれない。

 例えば、インドなどは何もしていなくても人が話しかけてくる率は高いが、スイスなどでは話しかけてくる人は皆無。

 地元の人と商売を抜きに語らえるのは旅行者にとっては楽しみの一つではないだろうか。

 思い出に残る人との出会いは、その国の印象にさえも影響を与える。

・ローカルな情報

 現地の人との出会いからガイドブックでは得られないローカルな情報が教えてもらえたりする。地元との人が通うレストランや、雰囲気のよいバーなど住んでいる人にしかわからない情報を教えてもらえたりする。

 こういった情報はツーリストインフォメーションでも得られにくいのでありがたい。

・生活様式を垣間見れる。

 宿を渡り歩いている旅行では分かりえない、現地の人の生活をスタイルを間近で見ることができる。それは家の作りだったり、リビングや部屋の様子からどんな生活を営んでいるか知る手がかりになる。

 また家庭料理を振舞ってもらえるならば、その地の人がどんな食べ方、どんなものを食しているかが分かる。

・孤独感の癒し

 一人で旅行していると、どうしても孤独感を感じやすい、そういった時にメンバーとの出会いは孤独感を忘れさせてくれる。

 旅行では移動・宿・食事関連で人と接しなければならないが、カウチサーフィンのような人と人の交流というのは一味違う。

 メンバーに温かく迎えてもらうと、それまでの孤独感が嘘のように吹き飛ぶことも。

・価値観などの交換

 カウチサーフィンで出会う人とは見所や食べ物を教えてもらえるだけではない、目に見えないもの、考え方や価値観に触れることができる。

 カウチサーフィンに登録しているメンバーは交流好きな人が多いので、色々と話合えるチャンスがある。

・広がる人間関係

 カウチサーフィンのメンバー同士の交流が活発な地域では、旅行の先でまた新たなメンバーを紹介してもらえることもある。またカウチサーフィンメンバーの交流会もあり、そういう所に顔を出せば色々場所に知り合いができることになる。

・その他

その他として、カウチサーフィンの出会いがきっかけになり、結婚したというカップルに出会った。もちろん男女が出会えば恋に発展することもあるだろう。

まとめると

 カウチサーフィンの素晴らしさは「現地の人との出会いを簡単にアレンジしてくれる」ことに尽きる。そしてその出会いがもたらす、効果や情報的なものは計り知れないものである。

 是非機会があればカウチサーフィンを利用してみたい。

 と絶賛しておきながら次回は「カウチサーフィンの闇」の記事である。

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