【旅行術】カウチサーフィン(Couch Surfing)に向く人。向かない人はどういうタイプか。その2

前回の記事【旅行術】カウチサーフィン(Couch Surfing)に向く人。向かない人はどういうタイプか。その1ではカウチサーフィンに向くタイプの人を考えてみた。

カウチサーフィン
カウチーサーフィンに向かない人はどんなタイプだろうか。

今回はその全く逆でカウチサーフィンに向かない人の話。

前回6タイプほど向く人を考えた。向かない人は、このタイプの反対と考えればよい。

向かない人

・英語が苦手な人

先に述べたとおりカウチサーフィンを利用するには、リクエスト送信から英語がかかわってくる。

英語が苦手な人はグーグル翻訳を駆使して利用できないこともないが、いざメンバーと会うと会話をしないわけにはいかない。

よって、英語が苦手な人には向かない。

・人見知りや外国人が苦手な人

カウチサーフィンの目的に異文化交流がある。つまり自国の人以外、いわゆる外国人との交流がメインになる。

人見知りの人は交流以前の問題になるし、そもそも外国人と話すのが苦手な人も難しい。

ゲストとして利用するならば、自分の好みの国に絞れるが、ホストとして利用すると世界各国からリクエストが来ることになる。こうなると、なかなか自分の好みを突き通すのは難しいだろう。

・マイペースな人、プライベート時間が大事な人。

何事も自分のペースを維持したい人、人との共有空間よりもプライベート空間が大事な人はカウチサーフィンには向かない。

カウチサーフィンは人と接するのが前提なので、マイペースの人はストレスを感じるかもしれない。

人によっては色々と案内したがるだろうし、連れて行きたいところがあったりする。そういう状況もあるのでマイペースに振舞うのは難しいからだ。

当然プライベートな時間はなくなる。自分の時間を確保したい人には向かないだろう。

・食べ物に好き嫌いの多い人

ゲストとしてカウチサーフィンを利用した時、食事をする機会に恵まれることが多い、こういった時に食べ物に好き嫌いがある人は難しい。なぜなら必ずしも自分の好きな食べ物が食べられるというわけではないから。

食べ物の好みに煩い人はあまり向かない。

カウチサーフィン2013
食事に家庭に呼ばれた時には地元の料理を振舞ってもらえることも。

・気を全く使えない人

向く人の「気が使える人」の反対で気が使えない人もあまり向かないだろう。

時に気を使いすぎると、ゲスト疲れやホスト疲れをしてしまうが、あまりに全く気を使わないと、自分はよくても気がつかないうちに相手に不快感を与えている可能性がある。

あまりに気を使いすぎても疲れてしまうし、全く気を使えないのも問題がある。カウチサーフィンはこのバランスが大事かもしれない。

・時間に余裕のない人

これも「向く人」の時間に余裕のある人の真逆で、タイトなスケジュールで旅行をしている人はカウチサーフィンにはあまり向かないだろう。

理由はゲストやホストの関係で時間や行動にずれが生じるから。ホストが夜の8時まで仕事、それ以降しかない時間がない、本人はバスが8時30分に出発というのではあまりに忙しい。

というわけであまりタイトなスケジュールの人には向かないでしょう。

・お金の節約だけを考えている人

カウチサーフィンの利用は基本無償である。この無償だけに目をつけて「安く泊れるから」とか「お金の節約になる」という目的だけで利用すると、本来のカウチサーフィンの目指すところから、全く反対方向になってしまう。

ホスト側はお金のことを考えず自発的にしているのに、片やお金の節約を考えているというズレが起こる。敏感な人はこのズレにすぐに気がつくだろう。

人間なので物価の高い国や、宿泊コストのかかる国では節約したい気持ちも分かるが、これを第一の目的に利用しない方がよいだろう。あくまでも交流目的で。

まとめ

以上前記事からまとめるとカウチサーフィンに向いている人は、比較的若く、社交的で、あまりタイトでない旅行をして、なおかつ英語がある程度話せる人というイメージが浮かびあがる。

この記事を読んで全く向かないタイプの人でも実際に利用してみるとよかったという人もいるだろうし、「もう二度と利用したくない」と感じる人もいるだろう。

また記事では述べていないが、「カウチサーフィン」のシステムを理解して「やってみよう!」と思う人は「向く人」である要素が高い。

逆に「うーん、自分には合わないかも」と思った人は「向かない人」であるかもしれない。

著者としては「向いている、向いていない」の性格以前に一度試してみるのが手っ取りばやいと思っている。利用する、しないは個人の自由で感想も千者万別だろう。

傾向として、カウチサーフィンに向く人は何度も利用し、勧めるが、向かない人は一度利用してそれっきりという人が多い。

結局、何が言いたかったかというと、現代旅行者に評判のカウチサーフィンも「すべての人に合うものではないですよ」ということを述べたかっただけである。

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