【バスキング-大道芸図鑑その1】スタチュー、銅像芸。

　世界には数多くの路上芸が存在している。

　著者が直接見ただけでも軽く100以上はあるので、恐らく世界には数百、あるいは数千という芸が存在するかもしれない。

　バスキング図鑑ではそれらの芸、バスキングを観察していこうというものである。

　記念すべき第一回は「スタチュー」あるいは「銅像芸」。スタチューとは英語で日本語では「彫像」の意味。

　これは人が衣装をまとったり、ボディペイントしたりして銅像のように動かないという芸。

【写真】顔にペイントをしたり凝った衣装を着たりする。

　日本ではそれほど見かけないがヨーロッパなどでは最も見かける芸かもしれない。

　種類、ジャンルはスパイダーマン、ミッキーマウスなどの人気キャラクターから悪魔や天使、チャップリンなどに扮するものまで実に様々なバリエーションがある。

【写真】凝ったものはもはや人の部分がでていない。

　熟練者になると本物の銅像と区別がつかないものもある。鳩すら区別がつかずに止まっている人もいる。

　一部の彫像芸はコインが入るとそれに応じて一アクションを起こしてくれる。

【写真】海外では最も見かけるであろう路上芸であるスタチュー、彫像芸。

【写真】こちらは中世の衣装をまとっています。

【写真】シンプルなツタンカーメン。

【写真】飲んだくれ風。

【写真】アマゾン？風

　というように数多くのスタチューが存在する。

　街角でスタチューを見かけたらコインを入れてみよう。彼らの面白い反応がみられるかもしれない。