いつも通りご無沙汰しております。現在はブラジル北部から中部に向けて走行中です。北部の都市ベレンを出発してからほぼ毎日走行しています。
本日が1月28日なのですが、首都のブラジリアまで1000㎞を切りましたという内容です。（結局走り続けてブラジリアに到着してからアップロードしております、3月4日）
ひたすら走る
町を通過しますが、路上の芸などはせずにひたすら毎日走っております。ブラジリアまでおよそ2000㎞ありましたが、その半分の1000㎞を超えた感じです。
とりあえず1日の流れとしては、朝日とともに起床、2月のブラジル北部の日の出は6時前後なので大体この時間に目を覚まします。
毎日テント泊なので外が明るくなると大体自然に起きられ、また就寝時間が早めなので早起きできます。
ブラジルに入国してからはほぼ全日ガソリンスタンドでテントを張らせてもらっています。ブラジルではトラックドライバーがガソリンスタンドで寝ていくことが多いため、ガソリンスタンドの人もとても慣れており、嫌な顔せずに「ああ、あそこで寝たらよいよ」という風に場所を指定されます。日本でコンビニでトイレをかりる感覚でガソリンスタンドで寝ていけます。
ブラジルのガソリンスタンドなのですが、日本でいうドライブインの様になっており、レストランや軽食を食べるところ、飲み物を販売していて、場所によってはシャワーからWIFIまで完備しています。
というわけで朝、テントをたたむと大抵このガソリンスタンドに付属しているレストランで朝食に向かいます。
朝食のメニューとしてはブラジルでは甘いコーヒーとポンデケージョPão de queijoと呼ばれる手のひらより小さいチーズパン。コーヒーにはミルクと砂糖がたっぷり入っていて甘いです、なぜかインドで飲む甘いチャイを思い出しました。インドのチャイもミルクと砂糖が入って見た目も似てます。
写真のセットで大体5レアル150円くらいです。
朝食を食べたらガソリンスタンドの店員さんに挨拶をしてひたすら走行します。
お昼はレストランへ
早ければ7時、遅くても8時には出発。赤道を通り過ぎて南下していますが、まだまだ直射日光は強烈です。ブラジル北部から中部は2月と言えど日中は気温30度を超えており、木陰で休憩をマメにとり、水分補給も頻繁にして熱中症にならないように気を付けながらペダルをこぎます。
12時を過ぎる頃には道脇、またはガソリンスタンドでお昼を食べられそうなところを探し始めます。無人地帯では自炊が基本でしたが、ブラジルの中部では街が20~30㎞毎にあり、ガソリンスタンドもあるのでそこで昼食を食べられます。
また最近覚えたのがトラックが多く止まっているレストランがよい、ということです。トラックの運転手さんは同じ路線を何度も走っているのでおいしいレストランを知っているのでしょう。そこでトラックが多く止まっているレストランは人気であるということの目印になるからです。
ブラジルのレストランでは大抵が決まったメニューと自分で取り皿に取るビュッフェスタイルがあります。レストランによっていろいろですが、定食となると出てくるのはほぼ一緒で上の写真のようなメニューです。ライス、スパゲティ、豆の煮込みフェジョアーダとサラダとチキンや牛のお肉一品といった感じです。価格はお店によりますが大体15~25レアル450円~750円。
昼食を食べたらまたひたすら走ります。休憩もしながら走り、現在日暮れが6時半ごろなのでそのぐらいまでは走ります。そこから近場のガソリンスタンドに向かい、店員さんに許可をもらってテントを張り、ガソリンスタンドでまた夕食を食べたり、簡単なパンを食べたりして、テントに潜り込んで寝るという毎日です。
毎日炎天下の中を自転車漕いで大変かと思われるかもしれませんが、少しずつ目的地に近づいて行く感覚があるので全くと言ってよいほど苦痛ではありません、むしろ楽しみにながら進んでいます。
というわけで目指すブラジリアまで1000㎞を切りました、この勢いでブラジリアまで行きます。
いつも通りオチもありませんが、今回はこれで終了です。
＜関連リンク＞
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2024年かなり赤道に近づきました
とりあえずフランス領ギアナの首都カイエンヌに到着しました
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