赤道に到達いたしました

 前回の日記は赤道に大分近づいたという内容でしたが、今回はその後無事に赤道に到達したという報告です。

2024年かなり赤道に近づきました

 一応今回の出発地点のスリナム首都パラマリボから目指した地点です。

雨に降られる毎日

 前回の日記でもスコールについて触れていますが、赤道付近ではこの時期はやはり雨が多く、ドカッとふり始まるスコールに何度も遭遇します。

 それでもそれが長く降り続かないのが唯一の良い点でした、ところが雨が1日中シトシトと降り続く日もあったりしてなかなか大変でした。

 そういう時は雨合羽を着込んで走行するわけです、幸いアスファルトの道であれば雨が降ってドロドロになるということはないので自分自身の防水をシッカリしておけばそれで走行が可能です。もちろん晴れているに越したことはないのですが、贅沢は言っていられません。晴れている場合は日中暑くてそれはそれで大変なのですが。

ブラジルの道は舗装状態がよく、路肩もついているので自転車で走る人には良い道です。ただ路肩には小石や木枝、その他車からの降下物が落ちているので若干走りにくい部分もあります。

【写真】ブラジルの道路はなかなか走りやすい

アップダウンも少なくなる

 ジャングル地帯では無限にやってくるアップとダウンの繰り返しに辟易していたのですが、次第にアップダウンの間隔が大きくなり、赤道の手前130㎞くらいからは平坦でかなり走り易くなりました。

【写真】またもドローンで撮影

 アップダウンが少なくなると自転車を漕げる時間が多くなるので進む距離も一気に伸びます。

1月8日赤道に到着

2024年が明けて8日目無事に赤道の碑があるゼロポイントに到着。

 ここはブラジル北部のマカパという町の南にある赤道碑で「ここに赤道が通っています」という碑があるところです。一応ここを目指していました。2024年1月8日現地時間の朝9時10分に到着です。月曜日でした。

 月曜日の朝なので観光客も他に見当たらず一人で記念撮影。

【写真】赤道記念碑で記念撮影

誰かに撮影をしてもらうおうと思ったのですが、周りに人がいないのでタイマーセットで撮影です。のちに掃除の方々が来たのでお願いして一枚撮影。

この赤道記念碑の場所、これからテーマパークでも作るのか、辺りは全面工事中で何か巨大な建造物やモニュメントを制作中のようでした。何年後にはマカパの見どころの一つになっているかもしれません。

【写真】赤道碑付近は謎の工事中

およそ1600㎞でした

 今回はオランダで中古の自転車を購入して、それをスリナムのパラマリボに運び、そこから自転車で移動を開始しました。
自転車に付けるメーターはオランダで購入。このメーターは自転車の速度や走行距離が分かるメーターです。

 これが赤道に到着した時には1617㎞でした。正確にはメーターを取り付けてからアムステルダム市内を走行したり、スリナムの首都パラマリボやカイエンヌをグルグルと回っている距離も加算されているので1600㎞以内の走行で赤道に到着したということになります。

【写真】1617㎞で赤道に到達

 一応当初の目的地である赤道に到達できたので最初の一歩は完了という感じです。まだまだ長い道のりですが、少しずつでも進んで行きたいと思います。

 恐らく次の目的地はブラジルの首都ブラジリアを予定しています。ざっと見たところ2000㎞なので丁度札幌から福岡くらいの距離になりそうです。

 というわけで本日もオチもなく終了です。

<関連リンク>
2024年かなり赤道に近づきました
とりあえずフランス領ギアナの首都カイエンヌに到着しました
まとめの途中ですが南米走行を開始します

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