この10年世界の各国で野宿を繰り返してきた。そこで野宿に関して少し整理をして話をしよう。
まず野宿に必要なものを考える。正直なところこれと言ってない。
そうなのだ人間は元来、何もなくても外で夜を明かせるようにできている。
あなたの中の野生が目覚めれば何一つ必要なものなどなく野宿ができるのだ。
野宿に必要なもの→なし(ただし野生に目覚めること)
こういうと話が終わってしまうのであえて、少し快適度をあげていく話をしたい。
野宿の必需品
まず第一に必要だと思われるものは
ずばり
「服」
「おい、そこからかよ!」と突込みが聞こえて来そうだが、事実である。実は野宿において最も重要なのはその服装と言っても過言ではない。
その野宿の場所に適した服装。その気温に適した服装。これが重要。
一言で野宿と言っても、この地球上には様々な場所が存在する。都市部、田舎、ビーチ、高原、その他。また季節も当然ある、春夏秋冬。
秋の高原で野宿するのと、夏のビーチで野宿するのでは当然服装が違ってくる。ビーチは素っ裸で寝ても問題ないが、冬の高原で素っ裸は命の危険が出てくる。
なのでその野宿しようとしている場所に適した服装が必要。
それでは具体的な服装のアドバイス。
野宿というからにはその目的とする場所の最低気温を考える必要がある。なぜなら太陽が出ている日中はもちろん暖かく、気温が高いのだが、野宿をするということは必ずその地の最低気温に身を置くということを考慮しなければならない。
これから野宿をしようとする地の最低温度を調べることができればそれに合わせた服装が出来る。
この為に野宿の達人になるには自分がどのくらいの温度までどういった服装で大丈夫かを知る必要がある。
今日の教訓は野宿の第一歩は服装から、最低気温を知るのが重要ということ。また自分がどの服装で何度くらいまで耐えられるかを知るのも大事という話。
まぁ野宿は行き当たりばったりが楽しいのでイチイチそんなものを調べている間はな言われそうですが、その通り。野宿は行き当たりばったりだから面白い。
温度調整がしやすい服装
野宿を繰り返していると「今日はこのくらいの服装で大丈夫」というのが分かってくる。
仮に冷え込んだら、上着を出せばよいし、思いのほか暑かったら一枚脱げばよいというように臨機応変に服装のチェンジをする。
春、秋
・長袖のシャツにパーカー
気温に応じてフリースを準備しておくか、上掛けにする。
長ズボン、靴着用
夏
・ティシャツも可
しかし夏の野宿は天敵の蚊が大量にいるので、蚊対策をしなければ薄着で寝ることはできない。
サンダルや短パンは蚊のよい餌食。
蚊の対策としては
・蚊よけスプレーを塗る。テントを張り、中に入る。
・暑いが長そで長ズボン、パーカーをかぶるなどの対策が必要。ズボンのすそからも蚊が入ってくるので靴下の中にズボンのすそを入れる。
また風が吹き抜け蚊のいないところであれば快適である。
冬
・基本的に洋服以外の装備が必要
冬は深夜から明け方にかけてかなり気温が低くなるので基本的に道具がない場合は寝るのは難しい。
寝られない場合は、歩き回り体温を下げないようにする。そして日中太陽が出てから寝るように。
寝袋やマットがあれば問題なく寝られる。寝袋とマットはセットとして考える。
<関連リンク>
【野宿関連】究極の野宿方法
【野宿関連】完全野宿マニュアル。その1 野宿へのいざない。
【野宿関連】野宿の方法、必需品。その1 全く準備のない場合。
防災、キャンプでも使えるポータブル電源【PowerArQ】
ツイッターで更新、最新情報をつぶやいています。
@bikeandmagicさんをフォロー