12ユーラシア最西端へ編

雪の降る日

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風が来ない所だったが天井はなかったので夜中に雪が降り、テントの天井にこびり付いている。

こびり付いた雪の一部はテント内の温度で溶けて内部に雫として落ちてくる。そのため起きたら上にかけている寝袋がかなり湿っていた。

どこかで干したいところだが連日天気が悪くては干したくても干せない。

テントから出ると今日は青空が見え、太陽が昇ってくるのが分かった。太陽のありがたさを実感する瞬間だ。しかし上空の雲の流れは速い、天気は簡単に変わるだろう、ここ何日かチェコを走って学んだことだ。

またいつ雪が降ってくるか分からないので雪の降ってこないうちに、と昨日の残りのご飯に水を入れて沸かす。これでおじやを作る。卵やらタイペーストやらコンソメなど色々入れた。結構量が増えてピリ辛で美味しかった。

しばらく進むとまた雪が激しく振ってきた、うまい具合に少し行ったところにバス停がありそこに避難する、しっかりしたバス停で今日はここに泊まりたいくらいである。そこでパンをかじり、荷物を積みなおし、地図を確認する。

雪が弱まったときを狙い出発。

動いていないと寒くなってくる。自転車をこいだり、歩いたりしている時は運動しているので暖かい、しかし動くのを止めると急に冷えてくる。

街を抜けると再び雪が降り出した。風も出て来て雪が横から叩きつけてくる。もはや自転車に乗っていられず、歩くしかなくなった。下り坂も雪がありすぎて滑るので自転車に乗れない。我ながらよくこんな道を進んでいるものだ。

しかし吹雪でも何でも自分が運動していると寒くない。それに山に比べれば少し先には町もあるし、道もしっかりしているので迷って遭難なんてことはない、そう考えるとなんだか楽だ。

森の中を通ると吹雪が弱くなる、木々が風をさえぎるからだ、風がなくなるだけでだいぶ暖かく感じる、ありがたい。森を抜けるとまた小さな村があった、そこを通過した辺りで日が暮れる。

ストオキィの町まで行けばバス停があるだろうから今日はその辺りで寝ようと思い進む。

暗いし、道に雪があるので慎重に歩いた。ストオキィーの町に到着、町外れまで行くがここを進むと先に何もなさそうなので町に戻る、少し歩くと営業していないお店の軒がいい感じである。

軒下で雪も風も来ないしなかなか良い場所が見つかったものだ。

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