野宿は危険

ほんの10数年前まで国内紛争があったボスニアヘルツゴビナを走っている。

ボスニア・ヘルツゴビナを走行中
【写真】ボスニア・ヘルツゴビナを走行中

ここは今でも多くの地雷が埋まったままになっていて、その数はおよそ60万個とも言われている。

首都サラエボなど都市部周辺の地雷撤去はほぼ終了したらしいが、地方はまだまだ地雷が残っているという話を聞いた。

宿に宿泊する旅行では地雷を気にすることはないが、野宿者に取っては地雷は存在は大きく関わり、脅威となる。

理由は単純明快で野宿するためにひと気の無い、無人の地帯に入っていくからだ。

そこが地雷ゾーンだったら恐ろしいことになる。いくら地雷ゾーンには看板や目印があると言っても、野宿の場所を探すのは夕暮れから暗くなるまで、時には暗くなってから。

時々進入危険のマークがあるが暗いと見逃してしまう可能性も
【写真】時々進入危険のマークがあるが暗いと見逃してしまう可能性も

暗闇だったら簡単に標識を見逃してしまうだろう。

地雷を踏んだら命をかかわるので、ボスニアでは野宿と言ってもなるべくガソリンスタンドや整地された地にだけテントを張ることにする。

ボスニアで野宿する人は要注意です。

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時々進入危険のマークがあるが暗いと見逃してしまう可能性も
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