知っているとお得なイタリア旅行情報のその16です。
今回は日本のスーパーでは存在しない、イタリアの食肉コーナーでの切り売りの利用の解説です。
![切り売りコーナーを活用](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
イタリアのスーパーには
このサイトではイタリアのスーパーの利用を勧めていますが、イタリアのスーパーには日本にはない、ハムなどの切り売りのコーナーがあります。
あまり小さいディスカウント系のスーパーにはありませんが、多くのスーパーには内部の一角にハムを並べたコーナーがあります。
このコーナーのことをSALUMERIAサルメリアといいます。
![スーパーの中にある切り売りコーナー](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
このコーナーではなれべれているハムやサラミなどを注文して、グラム単位で切り売りしてもらうことが可能です。
何がお得か
この切り売りコーナーを利用すると何がお得か?ということなのですが、まずは
・自分の好きな量だけ、希望のハムなどが購入できる
このコーナーを利用すると自分の目当てのハム、例えばクラテッロやパルマの生ハムなどをグラム単位で購入できるます。
カウンター中にいる人に生ハム100gと注文すると100g分だけスライスしてくれます。
・スライスしたてで新鮮
イタリアではもちろん既にスライスされてパックに入れられているものもありますが、やはりその場でスライスしてもらった方が新鮮さがあります。
![](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
利用方法
切り売りコーナーを利用する場合ちょっとしたルールがあります。まず、大抵お客さんがいて待っている人がいると思います。
多くの切り売りコーナーには順番番号札があり、それを取り順番を待ちます。これを知らないとひたすら待つことになるので注意してください。
切り売りコーナーの周りを注意深く見ると、簡単な整理券配り機があります。大抵下の写真のようなものです。
![番号札を配る機械](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ここから整理券が出ているので一枚引っ張りだしてちぎります。これが切り売りコーナーの待ち番号になります。
次に切り売りのコーナーを見ると、番号が表示されています。その番号が現在の番号です。自分の番号が来るまで待ちます。
![整理券の番号が表示されています](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
自分の整理券の番号が表示されたら、「Si」と言ってカウンターに近づきます。混んでいる場合すぐに次の番号に行ってしまうので注意してください。
必要なイタリア語
切り売りコーナーでは英語が通じないことが多いのでイタリア語を覚えていくとスムーズです。
![スーパーにあるハムコーナでスライスしてもらう](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
・あいさつ
Boungiornoボンジョルノと一声かけると、よいかもれません。イタリアでは挨拶を日常的にします。
・〇〇が欲しいでのですが
Vorrei comprale 〇〇 ヴォッレイ コンプラーレ ~となります。
この後に クラテッロ Culatello クラテッロ
生ハム Prosciutto crudo プロシュート・クルド
ハム prosciutto プロシュート
安いもの più economico ピウエコノミコ
指で指し示しながら、あれ Quello クエッロ
・〇〇 グラム
ハムの種類の注文すると必ず「どのくらい?Quanto?クワント?」と量を聞かれますのでグラム単位で答えます。
ハム棚に表示されている料金は1㎏あたりの料金です。100g注文すると丁度その10分の一の価格になります。下の写真は例外で100g単位で表示されています。
![各種加工肉に料金が掲載されている](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ハムの種類によりますが、通常は1㎏あたり10ユーロ~30ユーロと幅があります。
100g チェント グラム またはun etto ウンネットとも言います
200g ドゥエチェント グラム
300g トレチェント グラム
400g クアトロ チェント グラム
500g チンクエ チェント グラム または mezzo kiro メゾキロ
などです。
ここで注文した分量をスライスしてカットしてくれます。
![スライスしてもらった生ハム](https://feel-the-earth.com/memo/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ほかに注文がなければ
・十分です
一つの注文が終了すると店員さんが必ず、
「Basta cosi ?」 他に何かありますか?と尋ねてくるので
同じく
バスタ ・グラツェ 「十分です、ありがとう」と返事をします。
切り売りしたものの会計はスーパーのお店のレジで行います。
これでスーパーの切り売り販売の購入方法は終了です。
イタリアの加工肉の種類はとても豊富ですので、スーパーに立ち寄った際にはサルメリア・切り売りコーナーでスライス仕立てのハムなどをお酒のおつまみに購入してもよいかもしれません。
今回は以上です。
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