2020年初頭から世界中で感染拡大を続ける新型コロナウィルス。
1年が経過した今でも多くの国々では収束が見えていません。
このため国により規制を導入したり、入国を制限したりといた措置をとっています。
今回は北マケドニアの首都スコピエでPCR検査を実際に受けたのその過程などです。
PCR検査を受けられる場所
以前の記事でも書きましたが、北マケドニアのスコピエにはいくつかのPCR検査を受けられる場所があります。
googleなどで「Skopie PCR」と検索するといくつかのPCR検査ができる場所が表示されます。
その中から以前の記事では「BIOTEK Laboratory」を選んでいます。
なぜならスコピエの中心であるマケドニア広場からも何とか歩いて行ける距離であるからです。
今回は実際にこの「BIOTEK Laboratory」でPCR検査を受けてみました。
予約が必要
まず話を聞きに行ったところ、PCRテストを受けるには予約が必要と言われました。
予約は電話でできるそうですが、実際に行って行う方が間違いが少ないと思いました。
なぜなら、予約の段階で
・本名
・パスポート番号
・メールアドレス
・電話番号
などを聞かれます。
いずれもPCR検査の結果に表示されるので間違えている場合は問題になる場合があります。
仮に本名やパスポート番号が間違えていた場合、入国で誰のPCR検査の結果か?ということになります。
またメールアドレスには検査結果が送付されるのでアドレスが間違えていると検査の結果を受け取れないことになります。
これらを確実にするためにも、予約はメールか、実際に行ってした方がよいでしょう。
PCR検査が混んでいなければ、当日に行って行うことも可能だと思いますが、上記の情報を伝えてからになります。
もし、PCR検査を受ける人が多い場合は時間がかかるかもしれないので、やはり予約はして行った方がよいでしょう。
また予約に際してはテストを受ける時間帯の希望が出せます。
受付にはいつも英語が話せる人がいました。
予約して、自分の情報を伝え、希望の時間帯を指定したら準備完了です。
日本への帰国のためのPCRテストを考えている人は注意してください。テストの方法なども指定されています。
PCRテストを受ける
希望して指定した時間にこの「BIOTEK Laboratory」を訪れます。
窓口で予約した名前を告げると、書類をプリントアウトしてくれて、2600ディナルを支払うように言われます。
2600ディナルはおよそ5200円で、クレジットカード払いもできます。
支払いが終了すると、再びレシートのついた検査を受けるための用紙を渡されるのでそれを持って、受付のすぐ横のPCR検査口へ。
受付のすぐ横にあり建物中に入る必要はありません。
ここのPCRテストは、鼻腔と喉奥を順次行います。
鼻腔は左右行いその後喉奥でした。
このテスト自体は3分もかからずに終了します。
これでPCRテストは終了です。後は結果を待つのみです。
結果はメールで送られてくる
予約の時には検査結果は6時間後といわれていましたが、実際には4時間後にはメールで送られてきました。
・マケドニア語の検査結果
・英語の検査結果
の2通が届きました。
このうち英語のメールにはpdf形式の検査結果が添付されており、それをプリントできるお店に持っていくとA4の検査結果の紙になります。
国によってはスマートフォンの画面でも大丈夫ですが、その場合はインターネットがなくても書類が開けるようにしておかないとなりません。
プリントアウトするとインターネットがなくてもすぐに提示できるので便利です。プリントアウトは写真屋などでできます。
以上が実際にPCR検査を受けた流れでした。
もしスコピエでPCR検査が必要な場合は参考にしてください。
今回は以上です。
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