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03 アジア疾走編

  • 2003年3月13日

再びの中国

テントから出ると、薄暗いが既に体操などをしている人が辺りを動き回っていた。 「そうだ、これも中国だ・・・」 皆、朝が早く太極拳や体操などをするのだ。今回は話しかけられることは無かったが「よく、早朝から話しかけられたな~」と前回のことを思い出した。 テントをたたみ、荷物を積んで町に向かう。久しぶりの中国の朝の「肉まん」がとても楽しみだった。町に向かう途中にウドン屋があったので入ってみる、ラオス風にか […]

  • 2003年3月5日

山村

道路標識では40km先にパクモンと呼ばれる町があるはずだ。 昨日に引き続き道は川沿いでそれほど急な坂がなかった。おかげで昼近くにはパクモンに到着。昼飯にすっかりおなじみになったラオス風ウドン食べる。屋台のイスに座っていると強烈な眠気に襲われ、しばらくの間ウトウトしてしまう。 この町を出たところの分岐から登り坂が始まった。次の町ウドンムサイまでは距離は80kmだったが、この登りが続いたら一日30km […]

  • 2003年2月22日

小さな首都

ビエンチャンに近づくに連れ、田が減り、民家が多くなる。 やはり、一国の首都ともなると巨大都市なのだろうと、自転車を漕いでいると、どこまで行っても街が見つからない。そのまま漕いでいると、再び民家の間隔が広がってきた 「あれ、ビエンチャンは?」 地元の人に声をかける。 「ビエンチャン?」 すると今来た方向を指差すのだ。 「えっ、通り過ぎたのか?」 通過した場所を思い出すが、街が見える所はなかった。「変 […]

  • 2003年1月22日

プーケット

ティプさんとチャーさんの所はあまりに居心地がよく出発したくない思いに駆られる。 皆が「あと一週間いろ」だとか「1ヶ月いろだとか」「ずっといろだとか」誘ってくるのだが、「出発する」と宣言していたので「こりゃ行かねば」と後ろ髪を引かれながらも午前中に出発する。 海岸線に一番近い道を通って行ったのだが、海岸から外れて山道に入る。今度の山はかなり急斜面で、押して登るはいいが、下りも足ブレーキではスピードが […]

  • 2003年1月15日

お坊さんとおかまさん

ナコンシータマラート市に夕暮れ時やっと到着、今日はここで寝ようと街に入りガソリンスタンドを探す。 この街にはガソリンスタンドが沢山あり、その中から「エッソ」を選び、店員さんに 「ここで寝かせてもらえないですか?」 と尋ねる。オッケーを頂き、しかも外に置いてある木のベットで寝てもいいよと案内してくれた。 「おお、今日はついてる!」 とそのベットの上にマットを敷いていると、先ほど私を案内してくれた店員 […]

  • 2003年1月3日

千里の道もイポーから

シンガポールの港で寝泊りをし船を探したが見つからず、マレーシアの首都クアラルンプールに戻った。 陸路でインドに向かうには再び中国に入り、チベット自治区を通過するしか方法は無い。 それはそれは長い道のりだ。とにかく次に目指はイポーと呼ばれる都市だ。自転車をこぎながら・・・ 「ここからまたスタートだな・・・」 「とりあえずバンコクに戻るだけでも1600km、更にそこから北へ何千km進めばいいのだろう」 […]

  • 2002年12月6日

コンテナの中

 港のベンチでボーっとしていたら顔見知りのリトンが通りかかり「今日は休みだから部屋に来ないか?」と誘われる。 リトンは他の作業員と工事現場内にあるコンテナの中で協同生活しているのは知っていた。 知っていたが、中に入れてもらえるのは初めてだ。リトンに案内されるまま付いて行く、同じ工事現場内なので徒歩50歩の距離。 よく港にあるタイプのコンテナが二つ縦に詰まれ、それが横に連なり、これが即席の社員寮にな […]

  • 2002年11月4日

ジャカジャカ

行く当ても無く、知り合いも無く、自転車で走れる道もこの先は無い。 結局、先日寝た港に戻り、マットを広げようとすると「シャカシャカシャカ」とウォークマンのイヤホンから漏れてくるような音がする。聞き慣れない音だ、それは地面に近いところから聞こえてくる。 聞いたことの無い種類の音で全く何の音だか想像もできない。腰を落とし、頭を地面に近づけ、耳を澄ましてみる「ジャカジャカジャカ」(昆虫系の虫がたくさんうご […]

  • 2002年10月14日

ピックアップトラック

 タイには「ピックアップトラック」という小さい家庭用のトラックが頻繁に走っている。 小さいと言っても自転車ならば十分に乗せられる大きさである。もしかして、自転車ごとヒッチハイクができる?と思い、自転車を漕いで、ヒッチハイクに向く良い場所を発見し、路上に立ってみた。 地名を書くダンボールはなかったので腕を上げ親指を立てた。10分もせずに、一台の緑色の車が少し通り過ぎた所で止まる。明らかに普通車でかな […]

  • 2002年9月27日

タクシードライバー

夕方、当てもなくバンコクの市内を自転車で走っていると、突然、道路脇から声をかけられた。 「観光地では話しかけてくる地元の人は信用しない方がいい」とか言われていたけど、行く当ても、頼りにする人もいないので、その言葉に乗ることにした。 話しかけてくる人がすべて悪人とは限らない、その見極めが肝心なのだ。 声を掛けて来た男達はタクシーの運転手らしく、すぐそばのホテルから出てくる客を専門に待っているようだ。 […]