2021年も半分が過ぎましたが、未だに収束が見えない新型コロナウィルスの世界的感染の拡大。
ワクチンの接種により感染が抑えられるようになったとは言え、次々と出現する変異株がより強力になり猛威を振るっています。
新型コロナパンデミックが始まった国と言ってもいいほど初期に大量の感染者が見つかったイタリア、7月からは日本人に対しての入国隔離措置の緩和もありました、現在はどんな状況でしょうか。
イタリアの感染状況
イタリアは2020年2月の末に相次いで感染者が見つかり、一気にイタリア全土がロックダウン状態となりました、これがイタリアの第一波であったといえます。
下のグラフでいうと一番最初のピークがそれにあたります。
その最初のロックダウンの効果が出て6月以降は減少傾向となり、一旦はパンデミックは終了の様に見えました。ところが9月末ごろから第一波の数倍の感染者数となった第2波が訪れます。
第1波時の1日の最大感染者数が6557に対して、第2波は40902という6倍近い感染者数となりました。
その後高い感染者数のまま推移して3月中旬頃に第3波のピークを迎えます。
そしてワクチン接種も進み、6月から7月へと減少が続きます。
7月1日は既述の通り日本人旅行者の隔離措置が緩和されました。
規制も緩和
感染者の減少をを受けて規制の緩和が続くイタリアですが6月28日から義務化していたマスクの着用が解除されました。
イタリア政府は21日遅く、屋外でのマスク着用義務を今月28日から解除すると発表した。新型コロナウイルスの感染者と入院者が減っていることが背景(引用:サイト)
実際に街を歩くと、未だにマスクを着用している人もおり、解除されたからといってマスクをしない人が多くなったわけではないようです。
マスクの着用の義務化は解除されましたが、まだ電車内や地下鉄、バス内などではマスクの着用が必要です。
屋内のマスク着用の義務はまだ続きそうです。
レストランやカフェは通常の営業になり以前に比べると大分日常が戻ってきた感じです。
今回は以上です。
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