イタリアといえばローマやベネチアをはじめフィレンツェ、ミラノ、ナポリと有名な都市がズラリとあります。
そんな中Lecceレッチェという街の名を聞いたことのある人は少ないのではないでしょうか。
レッチェは丁度ブーツの形をしたイタリアのかかとの部分にあります。
実は南のフィレンツェとも称される街なのです。
レッチェはイタリアのかかと部分にある街
イタリアは20の州がありますが、レッチェは南部のプーリア州にあります。
地図を見てもらうとすぐに分かりますが、レッチェはサレント半島の中心にあります。ここから半島の最南端であるサンタ・マリア・レウカまでおよそ90kmほどです。
一見すると僻地の様なところにありますが、夏は観光客tが大勢訪れる街なのです。
今回はこのレッチェの街をお勧めする理由を書いてみました。
美しい街並み
レッチェの歴史は古く2000年以上前あり、紀元前12世紀には既には街があったとされています。
そして既述しましたがレッチェは南のフィレンツェと称されるほど歴史的な建造物が多く、また豪勢に装飾され、目を引く建物が並んでいます。
これはレッチェの大きな魅力の一つといえます。
レッチェ近郊の石灰岩は加工がしやすいとされ、そのため多くの彫刻が街の中で見られます。
旧市街をゆっくりと散策するだけで目を引く建築物に遭遇します。レッチェの街の建造物は保存状態がよく、目を楽しませてくれます。
→イタリア南部 プーリア州レッチェの見どころ5選
よい治安
イタリアは南にいけば行くほど治安が悪くなるなどといわれます。
確かにローマから南のナポリ、またアドリア海側の街バーリなど駅から足を一歩踏み出すと分かりますが、決して治安がよいとは言えない雰囲気が漂っています。
ところが南にある街レッチェはそんな危険な雰囲気を感じさせません。
実際ナポリやバーリに比べると格段に治安がよいようです。
治安がよいというのは旅行をするうえで大切なことです。
治安がよいというのもレッチェをお勧めする理由のひとつです。
人あたりがよい
イタリアを旅行したことのある人ならば、素っ気無く対応されたことがあるのではないでしょうか。
イタリア人は自分に素直なところがあり、日本人のように愛想というものはあまりないので旅行者に興味がなければ素っ気無い対応をされることもしばしば。
ベネチアのような世界中から観光客が押し寄せる観光地では旅行者はまったく珍しくもありません。そういうところではお店の人と旅行者とのやり取りも素っ気無いものになるでしょう。
そんな観光地からやってくるとレッチェの人の対応に驚くかもしれません。
アジア人観光客が少ないこの地域ではお店に人が温かく対応してくれることがあります。
街の穏やかな雰囲気というのは街ゆく人の穏やかさからも感じられます。
こういうところもレッチェをお勧めする理由のひとつです。
気候がよい
イタリアの南部というと何とも暑そうなイメージがあります。
実際、夏の日中の気温は30度を超える超えています。しかし日本と大きく違うのは湿度がないことです。
日中は暑いのですが、湿度が低いため日陰であればカラッとしてそれほど苦になりません。
日が沈んでしまえば、不快感もなく街中を歩けます。夏の夜人々が街を出歩く時間は9時過ぎから深夜まで続きます。
日中は海、夜は街でゆっくり過ごすというのがレッチェ観光客の過ごし方のようです。
ゆったりと過ごせるレッチェは中期滞在もお勧めの街です。
今回は以上です。
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