南のフィレンツェとも称される街レッチェ。
ブーツの形をしたイタリアの丁度かかとの部分にあたる場所にあります。
ローマやフィレンツェと違いアジア系の観光客は少ないですが、イタリア国内からの観光客でいつも賑わっています。
今回はレッチェを訪れた際に是非足を運んでもらいたい場所5つを掲載しました。
レッチェECCE
レッチェはバーリを州都とするプーリア州にあります。プーリア州はイタリアの南部アドリア海に面したところにあります。
プーリア州の南部はアドリア海とイオニア海に突き出した半島になっており、美しい海岸線あり、バカンスシーズンには多くのツーリストが訪れます。
レッチェはこのプーリア州の南部のサレント半島に位置しています。半島の中心部に位置しているのがレッチェの街です。
レッチェの街は古く、2000年以上の歴史があるとされています。
近年はローマからも直行する電車もあります。またバーリには国際空港がありそこからのアクセスも良好です。
→【写真付き解説】プーリア州バーリからレッチェへの鉄道での行き方
その1-サンタクローチェ聖堂
レッチェお勧めの見どころと言ったら、一番の見どころと言ってもよいサンタクローチェ聖堂です。
なんといっても聖堂の正面きめの細かい彫刻がちりばめられています。
サンタクローチェ聖堂は今から300年以上前の1695年に完成、豪華で繊細なファサードが一見の価値があります。
その2-ドォーモ
イタリアでドォーモというとその街で一番大きな教会ということになります。ミラノのドォーモも有名ですが、レッチェにもドォーモがあります。
最初の建造物は1144年と古いのですが、その後再建されて現在のものはジュゼッペ・ジンバロにより修繕された1670年のものです。
高さ70メートルもある鐘楼もドォーモの広場に建設されています。
ドォーモ、鐘楼と圧巻です。
その3 セント・イレーナ教会
その3はセント・イレーナ教会です。イタリア語ではSant Irenaです。旧市街からサン・オロンソ広場に抜ける手前にある。内部装飾がレッチェ一と言われている教会です。
外装はバロック形式で凝った彫刻が施されています。
その4サン・オロンソ広場
レッチェの守護聖人とされる聖オロンソが祭られている広場です。レッチェの中心的な場所にあり、広々した広場になっています。
イタリア語ではPiazza Sant’Oronzotとなり、発音はピアッツア・サントロンツォとなります。
アッピア街道の終点を表す、2本の円柱の一本がレッチェに置かれ、その上部に聖オロンソの像が掲げられています。
広場にあるChiesa di San Marcoにはツーリストインフォメーションもあります。
この教会は1543年に建築されました。ベネチアの植民地要請を受けて建造されたので、ベネチアのサンマルコ広場と同名のサンマルコ・教会になっています。
その5-ナポリ門
レッチェ見どころその5はナポリ門です。旧市街の端に建てられた豪壮な凱旋門です。
1548年にカール五世をたたえる門として建設されました。
レッチェの旧市街を抜けるところにあります。
いかがでしたかレッチェの見どころ5つでした。レッチェを訪れる際には是非足を運んでみてください。
今回は以上です。
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