イタリアで電動スクーター、キックボードレンタルを利用する

世界遺産数世界一を誇るイタリア。

イタリア国内には多くの観光地があります。

近年イタリアの都市内の移動手段として電気スクーター、電気キックボードが普及し始めています。

今回はその電気スクーターのレンタル方法についてです。

以前このサイトでも紹介していますので参考にしてください。

これは便利!イタリア・レンタルキックボードの利用例レッチェの場合

イタリア国内でよく見かけるようになった電気スクーター
【写真】イタリア国内でよく見かけるようになった電気スクーター
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電気スクーターとは

電気スケーターまたは電動キックボードは下の写真のようなキックボードにモーターを搭載し、蓄電池で動く乗り物の名称です。

電動スケーターとは?写真のような乗り物
【写真】電動スケーターとは?写真のような乗り物

ハンドルにアクセルレバーとブレーキがありアクセルを押すと進行速度が上がり、ブレーキで制御します。

電動スクーターの基本操作
【写真】電動スクーターの基本操作

・アクセル

親指で押すことによりスピードが上がります。

・ブレーキ

自転車と同じタイプのプレーキです。レバーを引くとブレーキがかかります。

どうして電動スクーターか

イタリア国内では至る所でこのレンタル電動スクーターを見かけます。

イタリアを旅行しているとよく見かける電動スクーター
【写真】イタリアを旅行しているとよく見かける電動スクーター

主な利用は市内の移動になりますが、どんなところが便利でしょうか。

メリット

・見つけて利用、そして乗り捨てができる

レンタルできる電気スクーターを見つけたら、登録してすぐに利用が開始できます。

バスでは近すぎる、歩くには遠いといった2~3㎞を移動するのに向いています。

また乗り捨てできる地域ないであれば、どこでも乗り捨てできます。わざわざ返却場所に行く必要がないものが殆どです。

・バスなどの様に待つ必要がない

バスや電車の様に待つ必要がありません、街中に停車している電動スクーターを見つけたら利用開始できます。

街中で止まっている電動キックボードを見つけたら利用できる
【写真】街中で止まっている電動キックボードを見つけたら利用できる

・自分のペースで移動できる

バスやタクシーと違い操作するのは自分なので自分のペース、自分の行きたい場所に自由に移動できます。

・歩くより早い

徒歩は時速4㎞といわれますが、電動スクーターは最大時速20㎞まで出すことができます。

デメリット

・電動スクーターを見つける必要がある

バス停やタクシーの様に乗り場があることもありますが、街中で乗り捨てられている電動スクーターを見つける必要があります。

アプリに登録すると最寄りの電動スクーターを探せることが殆どです。

アプリには電動スクーターの位置が表示される
【画面】アプリには電動スクーターの位置が表示される

・インターネット接続とスマートフォンが必要

気軽に利用できる電動スクーターですが、利用するためにはインターネット接続しているスマートフォンが必要です。

利用するためにアプリをダウンロードする必要などがあるのでインターネットとスマートフォンが必須になります。

・有料である

徒歩で目的地に向かう場合は無料ですが、電動スクーターは料金がかかります。

レンタル電動スクーターには以上のようなメリット、デメリットがあります。

レンタルに必要なもの

イタリアで電動スクーターを利用するにあたり必要なものがいくつかあります。

イタリアでは電動スクーターをレンタルしている複数ありますが、多くの会社では以下のものが必要です。

・インターネットに接続しているスマートフォン

・電話番号

・支払い用のクレジットカードなど

レンタルの手順

既述しましたが、レンタル電動スクーターはいくつかの会社が運営しています。

レンタルまでの大まかな流れは殆ど一緒です。

・アプリのインストール

・登録、カードのセット、課金

・開錠し利用

・返却

運営会社が複数ありますが、大抵はこの流れで利用できます。

まずはアプリのインストール

レンタルの電動スクーターを利用する場合はまず最初にアプリをインストールする必要があります。

アプリのインストールが最初の一歩
【写真】アプリのインストールが最初の一歩

レンタル会社によりインストールするアプリが異なるので注意してください。

通常は借りようとしているレンタルバイクのどこかにアプリの入手QRコードがあります。

QRコードからアプリをダウンロードする
【写真】QRコードからアプリをダウンロードする

アプリをダウンロードしてスマフォにインストールするためにはインターネットの接続は必須です。

QRコードが見つからない場合は、電動スクーター本体にあるロゴなどを検索してみてください。

本体のロゴの名前を検索しアプリを探す
【写真】本体のロゴの名前を検索しアプリを探す

借りようとする電動スクーターのアプリがインストールできたら最初のステップは終了です。

アプリを利用して登録する

インストールしたアプリに自分の情報を登録します。

イタリアでインストールしたアプリはほぼイタリア語か英語で日本語はないので、英語で登録していくのがおススメです。

指示に従いアプリから登録を行う
【画面】指示に従いアプリから登録を行う

アプリの指示に従い、氏名、メールアドレスや電話番号を登録していきます。電話番号確認のためにSNSが送られてくることもあります、SNSに送られてきた番号を入力して登録が完了します。

各社により登録内容が少々ことなりますが、大抵は

・氏名

・メールアドレス

・電話番号

加えて、支払い決算ができるカードの登録が必要になります

レンタル電動スクーターの場合は決算はすべてオンライン上で行われるので、利用した場合使用料がカードからの引き落としになります。

料金チャージにカードを登録
【写真】料金チャージにカードを登録

カードが無事に登録できたら、いよいよ利用開始です。

レンタル開始

カードの登録が終了したら電動スクーターを利用できます。

支払いの方法はいくつかあり、会社によりことなります。

・ある程度の料金を先払いチャージ(プリペイド)しておく支払い方法

・利用した分がカードから引き落としになる支払い方法

これは各社により方式が異なりますので確認してください。

利用したい電動スクーターのQRコードをアプリの指示に従って読み込む。

ハンドル近くのQRコードを読み込む
【写真】ハンドル近くのQRコードを読み込む

アプリの指示で画面がQRコード読み込み画面になるので、その画面からハンドル付近のQRコードを読み込みます。

QRコード読み込み画面に変わる
【写真】QRコード読み込み画面に変わる

QRコードの読み込みに成功すると、電動スクーターのロックが外れます、多くの電動スクーターではロックが外れると、音がなっなったり、スピードメーターが点灯したりします。

キックボードのコントロールパネルに電源が入る
【写真】キックボードのコントロールパネルに電源が入る

これで利用開始できます。

各社多少の違いはありますが、右手の親指のところがアクセルで、左側に自転車のようなブレーキがついています。

終了、乗り捨て

目的地に到着したら電動スクーターを乗り捨てできます。

しかし、範囲が指定されている場合は指定範囲内でしか乗り捨てができないので注意してください。

 アプリのマップで指定は範囲が表示されるので乗り捨てできる範囲がすぐに分かります。

指定範囲ないであればどこで乗り捨てられる
【写真】指定範囲内であればどこで乗り捨てられる

 レンタル会社によっては使用終了後の停車の写真を撮影が必要な場合があります。

終了し停車した状態の写真を撮影が必要な会社もある
【写真】終了し停車した状態の写真を撮影が必要な会社もある

支払い

 支払いの形態も各会社により異なります。

 通常は

初使用料+距離+時間 の組み合わせになっています。

 

料金表の一例
【画面】料金表の一例dott

 

料金表の一例Lime
【画面】料金表の一例Lime

 プリペイド形式の場合はチャージから料金が差し引かれ、直接カードがから引き落としの場合は料金がカードから料金が引き落とされます。

 支払いが終了すると、レンタル電動スクーターの返却は完了です。

 以上が大まかな流れです。

 レンタル電動スクーターは市内の移動に便利なので機会がありましたら是非利用してみてください。

 今回は以上です。

<関連リンク>
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