1991年にユーゴスラビアから独立宣言をした北マケドニア。
宣言をしてからまだ30年ほどの新しい国家です。
今回は北マケドニアで発行された丹下健三氏の記念切手についてです。
丹下健三氏とは
丹下健三氏は日本の建築家です。
丹下 健三(たんげ けんぞう、1913年(大正2年)9月4日 – 2005年(平成17年)3月22日)は日本の建築家、都市計画家。一級建築士(引用:ウィキペディア)
日本の建築家として世界で活躍された功績があり「世界の丹下」とも呼ばれていたそうです。
丹下氏は2005年3月22日に91歳で亡くなっています。
丹下氏が北マケドニアに貢献したのが1963年の地震後のことです。
1963年の地震
1963年北マケドニアがまだ旧ユーゴスラビアだった時代に、現在の首都スコピエ付近で大きな地震がありました。
7月26日の現地時間5時17分にマグニチュード6.1の地震が当時のスコピエを襲いました。揺れが20秒間続いたそうです。
犠牲者は1070人に上り、街の80%が破壊された深刻な被害が出ました。
当時の駅は現在もスコピエ博物館として残っています。この駅の時計は今でも地震が起こった5時17分で止まっています。
この地震により崩壊した街の新しい都市計画をしたのが丹下健三氏でした。
丹下氏の記念切手発売
2020年5月北マケドニアではスコピエの復興に貢献した丹下健三氏を称えるための記念切手を発行しました。
この切手の価格は30ディナル、日本円にしておよそ60円です。
どこで購入できるか
この丹下健三氏の記念切手は郵便局で購入できますが、首都のスコピエでも大きい郵便局でないと取り扱っていないようです。
大きめの郵便局ということでスコピエ駅の近くの郵便局へ向かいました。
北マケドニアのポストオフィスのマークは黄色い背景にラッパのマークが描かれています。
ここは大きいポストオフィスなので丹下健三氏の記念切手がありました。
日本への絵葉書の切手も30ディナルなので、この丹下健三氏の切手一枚で日本へ絵葉書を送ることができます。
北マケドニアを訪れた際には、この切手で絵葉書を送ってみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。
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