1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ。
その他世界で数々の賞を受賞しています。
マザー・テレサは1997年に亡くなっています。
今回は北マケドニアにあるマザー・テレサの生家の場所についてです。
マザー・テレサとは
マザー・テレサと聞くとインドでの活動が有名です。
そしてマザー・テレサ自身もインドの出身かとイメージしてしまいますが、そうではありません。
マザー・テレサは北マケドニアの首都スコピエの出身です。
マザー・テレサという名前は修道名で、それ以前の名はアグネス・ゴンジャ・ボヤジュと言います。
1910年8月26日にアルマニア人の父と、アルバニア人の母に3人兄弟の末っ子として誕生しました。
マザー・テレサが誕生した時、この北マケドニアのスコピエは、オスマントルコ帝国に属しており、当時の名はオスマン帝国のユスキュプという地名でした。
1929年にインドに渡り、以降インドで活動を行うようになります。
1948年からインドのコルカタのスラム街で学校を開き、それが後の「神の愛の宣教者会」となる。
その後マザーテレサの活動は世界的に知られるようになり、1979年には世界でも権威のあるノーベル平和賞の受賞となりました。
その後、1980年にはインドの国民に与えられる最高の賞であるバーラト・ラトナ賞や、1983年にエリザベス2世から優秀修道会賞などを受賞しています。
そして1997年9月5日にコルカタで87歳の生涯を閉じました。
マザーテレサの葬儀はインドで国葬とされました。
またマザーテレサは死後に2回の奇跡を起こし、カトリック教においては2016年9月4日に「聖人」となりました。
このマザーテレサの生誕の地が北マケドニアにあります。
北マケドニア
北マケドニアは東欧の南部、バルカン半島内陸に位置する国家です。
1991年に旧ユーゴスラビアからの独立を宣言しています。
人口は209万人、面積は九州の3分の2ほどです。
この北マケドニアの首都がスコピエです。
マザーテレサの生家跡はこの首都のスコピエにあります。
マザーテレサの生家跡
マザーテレサが誕生したとされる生家は残念ながら現存していませんが、その跡地には今もマザーテレサの記念碑が置かれています。
場所はスコピエの中心にあるマケドニア広場の一角です。
マケドニア広場に集まってきている道の一つ「11th October street」沿いの小さな緑地帯に記念碑があります。
上の写真を見ると分かりますが、記念碑のすぐ奥にアレキサンダー大王碑「馬に乗る戦士」の像が見えています。
マケドニア広場はスコピエの中心にあり旅行者がよく訪れる場所です、広場を訪れた際にはマザーテレサの生家跡にも足を運んでみてください。
今回は以上です。
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