イラン道路の路面は非常に滑らかで走りやすい、そのせいか車も猛スピードで走っている。
日本で言うなら高速道路の脇を自転車で走っている様な感じだろうか、路肩があるので自転車も走れるが、路肩が無ければ相当に怖い。
イランでの野宿も簡単だった、道沿いの小さな町の公園に行けば、そこで寝転んでも誰も何もいわない。
イランでは家族が「ピクニック」と称し公園でテントを張って一晩過ごすレジャーが普及しているせいだ。
私達が寝ている横にテントを張って泊まっていく家族も多い。今まで通過した国で一番野宿がしやすいかもしれない。
ケルマーンを出発し、一週間かけ無事に次のオアシス都市ヤスドに着いた。
学生のけい君の自転車旅行はここまでだったので、けい君の自転車をどうしようかと皆で考える。するとけい君が旅行中に知り合ったフィンランド人が一緒に自転車で行きたいというので、けい君の自転車を引き継ぎ走ることになった。
彼の名はタトゥと言い、私達と一緒に次の都市エスファハンを目指すことになった。外国人と走るのは韓国人のミル君以来、楽しみだ。
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三人目の併走者
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菜食主義者
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