観光大国のイタリア。インターネットが普及した昨今、ホテルの予約から飛行機のチケットまで個人で手配ができるようになりました。
イタリア旅行も個人で移動、宿泊も簡単になり、個人旅行がより身近になっています。
今回はイタリア旅行で鉄道を利用する際に知っていたら役立つだろう、情報を集めてみました。
トレニイタリアのサイトからチケットが買える
イタリア旅行をする際に鉄道を手軽に利用できると旅行が快適になります。もちろん飛行機やバスもありますが、イタリアは北のミラノからシチリア島まで鉄道が走っています。バスに比べて揺れが少なく、長距離旅行にはお勧めです。
そのイタリアの鉄道チケットは運営しているトレニイタリアのサイトからカード決算で購入できます。
これを知っているとかなり鉄道を利用するのが簡単になります。
→ 【画面解説付き】Trenitaliaサイト利用、イタリアの電車の時刻や値段もわかる、購入もできる
を参考にしてください。
早く買うと割安
先のトレニイタリアのサイトでチケットが購入できますが、旅行予定日直前よりも、期間があいた方がチケットが安く買える場合があります。
鈍行のチケットは値段がほぼ変化しませんが、特急フレッチャロッサなどの価格は直前に購入するよりも安く買える場合があります。
自動発券機でチケットが買える
電車の乗車券は予めサイトから購入できますが、もちろん駅でも購入できます。
その場合、窓口および自動発券機から購入することになります。
窓口は混んでいることが多いので自動発券機が使えると非常に便利です。待ち時間を節約できます。
また自動発券機はトレニイタリア共通ですので、一度使い方を覚えてしまうと、イタリアの何処の駅でも利用できる点がよいです。
→・【写真付き解説】イタリア鉄道Trenitalia乗車券自動販売機の使い方
サイトで時刻が調べられる
トレニイタリアのサイトではチケットの購入もできますが、同時に電車の発着時刻を知ることができます。
乗り継ぎなどの場合や、次の電車は何時か、目的地に何時に到着するのかなどすべて分かります。
→・【画面付き解説】トレニタリアTrenitalia最新時刻表の調べ方
電車はよく遅延する
これはお得な情報ではありませんがイタリアの電車は日本の電車に比べてよく遅延します。
もちろん正確時間通りに目的地に着くこともありますが、遅れることも多いと考えておきます。
始発の場合は時間通りに出ることが多いですが、少々の遅れは日常的です。
乗り継ぎなどの場合、日本であれば乗り継ぎ時間が20分あれば十分といえますが、イタリアの場合20分の乗り継ぎ時間はどうなるか不明です。
距離が長ければ長いほど遅延する確率が高くなるといえます。乗り継ぎの場合は余裕を持って予定を組みましょう。
電車内で荷物を放置しない
これもお得な情報ではありませんが、電車の座席に貴重品や高価なものを置いて席を離れない方がよいでしょう。
電車の種類によりますが、乗車券が高い電車、特急やitaloなどほど安全性が高いですが、それでも日本の様に物を置いて場所を確保というのはやめた方がよいでしょう。
また乗車券の安い鈍行電車は様々な人が乗り込んでくるので、携帯電話を席において席を離れるなどもしない方がよく、寝る場合も貴重品が目に付くところに出したまま寝ないようにします。
同じ路線でもイタロが安い場合がある
先ほど、トレイにイタリアでチケットを予定日より早めに買うと安いという解説をしました。また同時期でももう一つの鉄道会社italoの乗車券の方が安い場合があります。
ただし、italoはイタリアの北部の大都市、南部はローマ、ナポリまでと路線が限定的です。
大都市間のチケットを買うのであればitaloの価格を調べてみるのもよいかもしれません。
→・【写真付き解説】italoのチケットを買って実際に乗車するまでを解説
土日の時刻表に注意
イタリアの鉄道は土曜日、特に日曜日に運航が減ることがあります。これは鉄道だけでなく、バスもですが、日曜日には運航数が半分など、また始発や終電が通常と違うというとがよくあります。
土曜日、日曜日に移動する予定のある場合、時刻表をチェックする必要があります。
GPSで下車駅を確認
下車駅が終点でない場合、グーグルマップとスマートフォンのGPSが活躍します。なぜならGPS機能により現在地がわかるからです。
目的地付近の地図をダウンロードしておけば、GPS機能と組み合わせて降りる駅で間違いなく降りられます。
GPSがない場合は周りの人に聞くしか方法がありません。乗車時間で予測もつきますが、先に述べた通りイタリアの電車は遅延が多いので、予測できないこともあります。
車内の放送はイタリア語と英語になります。地名に耳を傾けるというのも一つの方法です。
これらのことを考慮するとGPSで現在地を確認という方法が一番手軽ではないでしょうか。
電光掲示板に表示されていない時
イタリアの場合、電車が止まるホームが直前まで表示されないことがあります。
そういった場合は、電光掲示板に表示されるまでひたすら、掲示板を眺めて待つとことになります。
→【写真付き解説】役に立つ!イタリア鉄道駅の時刻表の見方
これを回避する方法があります。それは紙の時刻表を見ることです。
基本的に鉄道駅には電光掲示板と紙の発着表があります。紙の方には発着ホームが記載されているのでこれを参考にすることができます。ただし参考に程度にしておかないと、直前でホームの変更というのはよくあるので注意してください。
参考にして最終的には電光掲示板で確認が必要です。
なぜこの方法を勧めるかというと、電車の発着ホームのおおよその見当がつくからです。例えば、ミラノからローマ行きの電車に乗りたいがいつまでたっても電光掲示板にホームが表示されないといった場合。紙の発着表にはホームの番号が8番と記載されています。
これで通常は8番ホームから発着することが分かります。待機するにも8番ホームの近くで待機できます。
しかし先にも言いましたがイタリアでは直前のホーム変更がよくありますので最終的には電子時刻表で確認してください。
今回は以上です。
<関連リンク>
・【写真付き解説】italoのチケットを買って実際に乗車するまでを解説
・【写真付き解説】イタリア鉄道Trenitalia乗車券自動発券機の使い方
・【写真付き解説】イタリアの電車の種類
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