イタリアの特急であるイタロItalo、近年はインターネットでも手軽にチケットが購入でき、ますます身近な乗り物になっています。
今回はイタロのチケットを購入後、実際にイタロに乗るまでの解説です。
チケットの購入方法は4種類
Italoのチケットを買う方法は4種類あります。大きく分けて
・Italoの窓口で購入する。
・自動発券機で購入する。
・インターネットで購入する。
イタリアには新幹線同様に、超高速の特急があります。 一つはトレニイタリアが運行するフレッチャロッサFrecciarossaともう一つがヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャトーリ社が運行するイタロitaloです。 トレニイタリア[…]
・旅行代理店で購入する。
旅行代理店でitaloのチケットを取り扱っているお店もありますが、チケット購入はそれほど難しくないので駅のitaloオフィスで購入した方がよいでしょう。
そして発券されたチケットは紙の乗車券または電子のe-tikectになります。
e-ticketの場合は
のような発券になっています。
出発駅に行く
italoのチケットにある出発駅に向かいます。
まず確認するのは発着掲示板に自分の乗るitaloが表示されているかを確認します。
駅に寄りますが大抵の場合2時間くらい前からの発着する電車が表示されています。
発着掲示板にはその駅から出発する時刻表と、その駅に到着する時刻表があります。間違えて到着する方の時刻表を確認しないでください。
イタリア語で出発は「Partenze」です、こちらの時刻表を見るようにしてください。
出発の時刻表で乗る予定のitaloイタロが表示されているかを確認します。
探す方法は「出発時間」または「電車番号」です。チケットには電車番号が必ず記載されています。
電子時刻表は出発時間順に表示されていますので、出発予定時刻の付近を確認し、出発時刻が一致するものを探します。
時刻表には「電車の種類」「電車の番号」「目的地」「出発時間」そして「出発ホーム」が掲載されています。
乗車する予定のitaloがまだ表示されていない場合は、時間が早すぎる場合がほとんどです。イタリアでは駅によりますが2時間くらい先の電車までしか表示されていません。
また、出発時間間際になっても表示されない場合は、多くの電車が遅延しており、予定時刻になっても既に出発しているはずの電車が出発していないので表示されていないこともあります。日本では多くの電車遅延はあまり起こりませんがイタリアでは頻発しますので注意してください。
また遅れ幅も5分~数時間ということもあります。
出発ホームに向かう
更に電子時刻表には出発のホームが表示されています。また遅延状態も表示されています。
下の写真の場合出発ホームは5番線、予定より10分遅れていますという意味です。
またイタリアでは出発の10分前までホームが表示されないということもあります、その場合は出発ホームが表示されたらすぐに動けるように掲示板の前で待機します。
ホームが表示されている場合、そのホームに向かいます。
各ホームに設置されている案内掲示板でもここから出発するということを確認するとよいでしょう。またホームいる、係員やお客さんに、「○○行きはここでよいのですか?」と尋ねると教えてくれます。
すでにホームに乗車する予定のitaloが来ている場合は安心です。
italoイタロに乗車し、指定席に座る
行先、時刻、ホームでの表示が間違えないのを確認してホームで待ちます。
チケット、e-ticketの座席の車両を確認します。
日本の新幹線などの場合は、どのこに何号車が止まるというのが表示されますが、イタリアの場合、まだ正確でないことや、表示されないことも多々あります。
italoの車両が到着したら乗り込みます。その際にチケットの車両番号とitaloの車両番号を探します。
italoのどこに何両目が止まるか乗客皆が分からないので、車両が到着すると、それに合わせて乗客が一斉に自分の車両を目指し移動開始します。
車両番号は連続なので1、2、3、、、5、6という具合になっています。または6、7、、、3、2、1です。
チケットの車両番号を探して乗り込みます。
車両に乗り込んだら次は指定の座席を探します。
座席番号は、席の上部と座席の角に表示されています。
座席にも番号が書いてあります。
また座席番号は二つ書いてありますが、下の写真の様に窓側、通路側の表記になっています。
座席にはテーブルと電源があります
italoイタロの座席には折り畳み式のテーブルと220Vの電源があります。
電源のプラグの形はイタリア方式です。
一応WIFIも使えるようになっていますが、接続状態はあまりよくないようです。
乗車券チェックが来ます
italoに乗ると車掌さんによる、乗車券チェックがありますので、チケットを奥にしまわずすぐに提示できるようにしておいたほうがよいでしょう。
要注意!
日本の場合、携帯電話や貴重品を残してトイレに行くことができますが、イタリアでは厳禁です。
italoのような特急は比較的安全な雰囲気ですが、席を離れる際は必ず貴重品をもっていくか、同乗者に見ていてもらってください。
座席で寝る場合も貴重品を出しっぱなしで寝ないようしましょう。
それではよい旅行を。
<関連リンク>
・イタリアの特急italoのチケットを買う4つの方
・2016年1月ミラノからローマitaloイタロのチケットを10日前に購入。
italo公式サイト
・2016年 イタリアの新幹線italoに乗ってみた。
イタリア行き最安航空券を検索
最安で快適イタリアのホテルを検索